FN 28: TABREAD を使用して自由に定義可能な表を読み取る
用途
NC 機能 FN 28: TABREAD は、先に FN 26: TABOPEN で開いた表から読み取るために使用します。
関連項目
- 自由に定義可能な表の内容と作成
- 自由に定義可能な表を開く
- 自由に定義可能な表に書き込む
機能説明
NC 機能 FN 28 を使用して、読み取る表の列を定義します。NC ブロック内に複数の表の列を定義できますが、表の行は 1 つしか定義できません。
入力
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 FN 28: TABREAD Q1 = 2 / "Length" | :FN 28 で表を読み取る |
この機能には、次のように移動します:
NC機能を挿入 すべての機能 FN 特殊機能 FN 28 TABREAD
NC 機能には以下の構文要素が含まれます。
構文要素 | 意味 |
---|---|
FN 28: TABREAD | 表を読み取るための構文のオープナー |
パラメータ | ソーステキストの変数 読み出される表のセルの内容がこの変数に保存されます。 |
番号 | 読み取る表の行番号 数字または数値パラメータ |
名前 または パラメータ | 読み取る表の列名 テキストまたは文字列パラメータ 複数の列名はコンマで区切ります。 |
注意事項
1 つの NC ブロックで複数の列を定義すると、読み取られた値は、同じ種類の連続する変数、例えば QL1、QL2 および QL3 に保存されます。
例
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 FN 28: TABREAD Q10 = 6/“X,Y,D“ | :X、Y、D 列の数値を読み取る |
12 FN 28: TABREAD QS1 = 6/“DOC“ | :DOC 列からテキストを読み取る |
現在開いている表の行 6 から X、Y、D 列の値が読み取られます。Q パラメータ Q10、Q11 および Q12 に値が保存されます。
同じ行の DOC 列の内容が QS パラメータ QS1 に保存されます。