メニュー項目「DNC

用途

メニュー項目「DNC」で、コントローラへのアクセスの許可とブロックができます (ネットワークまたは TNCremo を介した接続など)。

機能説明

この機能には、次のように移動します:

設定 ネットワーク/リモートアクセス DNC

DNC」エリアには以下のアイコンがあります。

アイコン

意味

コンピュータ固有の接続の追加

コンピュータ固有の接続の編集

コンピュータ固有の接続の削除

接続が有効な場合、情報バーにアイコンが表示されます。

コントローラ画面のアイコン

DNC」エリア

DNC」エリアで、スイッチにより以下の機能を有効にすることができます:

スイッチ

意味

DNCアクセスを許可

ネットワーク介したコントローラへのすべてのアクセスを許可またはブロックする

TNCoptフルアクセス許可

TNCopt の拡張アクセスを許可またはブロックする

テスト目的でのみ

ホストコンピュータの操作

例えばコントローラにデータを転送したり、ホストコンピュータの操作を終了したりするために、外部のホストコンピュータにコマンドを転送する

ホストコンピュータの操作が有効な場合、コントローラの情報バーに「ホストコンピュータは有効です」というメッセージが表示されます。操作モード「手動」と「プログラム実行」は使用できません。

NC プログラムを処理しているときに、ホストコンピュータの操作を有効にすることはできません。

セキュア接続

セキュア接続」の一般設定とユーザー固有の設定が表示されます。以下の機能を有効にすることができます:

意味

ホストキーの指紋

表示」ボタンにより、指紋のように唯一無二の ASCII グラフィックが表示されます。安全な接続を作成すると、この ASCII グラフィックをクライアントアプリケーション内のグラフィックと比較できます。これにより、正しいコントローラに接続していることを確認できます。

セットアップが許可されました

このスイッチを有効にすると、クライアントアプリケーションは現在のユーザーのための安全な接続を作成できます。

接続をセットアップする間のみ、スイッチを有効にしてください。

キーマネジメント

この行で、「証明書 と キー」ウィンドウを開きます。

SSH で保護された DNC 接続

コンピュータ固有の接続

機械メーカーがオプションの機械パラメータ CfgAccessControl (No.123400) を定義していると、「接続」エリアで、ユーザーが定義した接続のうち最大 32 に対してアクセスの許可とブロックができます。

定義済みの情報が表形式で表示されます:

意味

名前

外部コンピュータのホスト名

説明

追加情報

IPアドレス

外部コンピュータのネットワークアドレス

アクセス

  • 許可
  • コントローラは照会なしにネットワークアクセスを許可します。

  • 照会
  • コントローラはネットワークアクセス時に確認のために照会します。1 回のみまたは継続的にアクセスを許可するか、または拒否するかを選択できます。

  • 拒否
  • コントローラはネットワークアクセスを許可しません。

種類

  • Com1
  • シリアルインターフェース 1

  • Com2
  • シリアルインターフェース 2

  • イーサネット
  • ネットワーク接続

アクティブ

接続がアクティブな場合、緑色の円が表示されます。接続がアクティブでない場合は、グレーの円が表示されます。

注意事項

  • 機械メーカーは機械パラメータ allowDisable (No 129202) で、「ホストコンピュータの操作」スイッチが使用できるかどうかを定義します。
  • 機械メーカーはオプションの機械パラメータ denyAllConnections (No. 123403) で、コントローラがコンピュータ固有の接続を許可するかどうかを定義します。