操作モード「テーブル」
用途
操作モード「テーブル」でコントローラのさまざまな表を開き、必要に応じて編集することができます。
機能説明
「追加」を選択すると、作業エリア「新しいテーブルのクイック選択」と「ファイルを開く」が表示されます。
作業エリア「新しいテーブルのクイック選択」では、表を新規作成したり、一部の表を直接開いたりすることができます。
作業エリア「ファイルを開く」では、既存の表を開くことや表を新規作成することができます。
複数の表を同時に開くことができます。各表が専用のアプリケーションで表示されます。
表がプログラムランまたはシミュレーションに対して選択されていると、ステータス M または S がアプリケーションのタブに表示されます。ステータスは、有効なアプリケーションではカラーで表示され、残りのアプリケーションではグレーで表示されます。
各アプリケーションで、作業エリア「表」、「フォーム」、「文書」を開くことができます。
コンテキストメニューで、「コピー」などのさまざまな機能を選択できます。
ボタン
操作モード「テーブル」のツールバーには、以下の特定の表に依存しないボタンが含まれます。
ボタン | 意味 |
---|---|
元に戻す | 最後の変更を元に戻します。 |
再現する | 元に戻した変更を復元します。 |
GOTO レコード | 「GOTOジャンプ指示」ウィンドウが開きます。 定義した行番号にジャンプします。 |
編集 | このスイッチが有効な場合、表を編集できます。 |
列のマーク | 現在選択されている行がマークされます。 |
選択した表に応じて、機能バーには以下のボタンも含まれます。
ボタン | 意味 |
---|---|
行(複数)を 挿入 | 「行(複数)を挿入」ウィンドウが開いて、1 つまたは複数の新しい行を挿入できます。 「追加」チェックボックスをオンにすると、表の現在の最後の行の後に行が挿入されます。 |
行を リセット | 行のすべてのデータがリセットされます。 |
行(複数)を 削除 | 現在選択されている行が削除されます。 |
工具を挿入 | 「工具を挿入」ウィンドウが開いて、以下の内容を定義できます。
|
ツールを削除 | |
インポート | 工具データがインポートされます。 |
Inspect | 工具が点検されます。 |
Unload | 工具が出てきます。 |
Load | 工具が格納されます。 |
プリセットを 有効化 | 現在選択されている基準点表の行が基準点として有効になります。 |
データレコードのロック | 現在選択されている基準点表の行がロックされ、内容が変更されないようにします。 |
機械のマニュアルを参照してください。
必要に応じて、機械メーカーがボタンを調整します。
表の内容の編集
以下のように表の内容を編集します:
| ||
|
表の内容を編集するには、表のセルをダブルタップするか、ダブルクリックします。ウィンドウ「編集が無効です。有効化しますか?」が表示されます。値を編集可能にしたり、プロセスを中断することができます。
「編集」スイッチが有効な場合、作業エリア「表」および作業エリア「フォーム」で値を編集できます。
注意事項
- +、-、*、/、(、) キーを使って、数の入力フィールド内で計算できます。
- 旧型のコントローラから TNC7 に表を転送し、必要に応じてそれらを自動的に適合させることができます。
- 列が欠落している表を開くと、例えば、旧型のコントローラの場合、「不完全なテーブルレイアウト」ウィンドウが開きます。
ファイル管理で新しい表を作成するときに、その表には必要な列に関する情報がまだ含まれていません。初めて、表を開くと、操作モード「テーブル」で「不完全なテーブルレイアウト」ウィンドウが開きます。
「不完全なテーブルレイアウト」ウィンドウの選択メニューで表テンプレートを選択できます。追加または削除された表の列がある場合はそれが表示されます。
- 例えばテキストエディタで表を編集した場合、「TAB/PGMを更新」機能を使用できます。この機能を使用して、エラーのある表フォーマットを補完することができます。
- Tip
形式などのエラーを防ぐために、必ず操作モード「テーブル」で表エディタを使用して表を編集してください。
機械パラメータと関連した注意事項
機械のマニュアルを参照してください。
- 機械メーカーはオプションの機械パラメータ CfgTableCellCheck (No. 141300) で、表列の規則を定義できます。機械パラメータを使用して、必須フィールドの列を定義したり、自動的に標準値にリセットしたりできます。この規則を満たしていない場合、警告アイコンが表示されます。
- 機械メーカーが機械パラメータ CfgTableCellLock (Nr. 135600) で個々の表のセルをロックまたは書き込み禁止にするか、どのような場合にロックまたは書き込み禁止にするかを定義します。機械によっては、例えば、工具が機械に取り付けられると、工具タイプを変更することはできません。