サイクル 1040 END CYLIND.GRINDING (#156 / #4-04-1)

ISO プログラミング

G1040

用途

完了サイクル 1040 END CYLIND.GRINDING では、以下のサイクルで行った設定をリセットできます:

  • 1041 LONG STROKE DEF.
  • 1042 SHORT STROKE DEF.
  • 1051 STEP.CYLIND.GRIND
  • 1053 CONTINOUS CYLIND.GRIND.

このサイクルでは、傾斜した軸を初期位置にし、自動的に安全位置に戻すことができます。

このサイクルでは、次の設定がリセットされます:

  • 往復動作と切込み動作
  • 歳差角
  • 機械に応じたエンコーダと固体伝搬音センサーの選択

注意事項

  • このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE GRIND でのみ実行可能です。
  • このサイクルは CALL 有効 です。

サイクルパラメータ

補助図

パラメータ

Q1059 事前位置に戻しますか? (オプション)

このサイクルの作用を定義します:

0:軸のリセットなし

1:軸のリセットは、定義サイクル 1041 および 1042Q1058 PRE-POSITIONING MODE に応じて行われます。

  • Q1058=0:軸動作は実行されません。このサイクルは、往復動作と切込み動作ならびに歳差角をリセットし、エンコーダと固体伝搬音センサーを無効にします。
  • Q1058=1/2:軸動作が実行されます。研削工具が、サイクル 10411042 の安全な高さ Q260 および安全な直径 Q1031 に移動します。さらに、傾斜した軸が初期位置に戻ります。このサイクルは、往復動作と切込み動作ならびに歳差角をリセットし、エンコーダと固体伝搬音センサーを無効にします。

入力:01

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

11 CYCL DEF 1025 GRINDING CONTOUR ~

Q1059=0

;REVERT TO PRE-POS.