NC 機能「 FIXTURE」でクランプをロードおよび削除する
用途
FIXTURE 機能を使用して、保存されたクランプを NC プログラムからロードしたり、削除したりすることができます。
操作モード「エディタ」と「MDI」アプリケーションでは、さまざまなクランプを互いに無関係にロードできます。
条件
- 測定されたクランプファイルがある
機能説明
DCM が有効になっている場合、シミュレーションまたは加工中、クランプの衝突を確認します (#40 / #5-03-1)。
FIXTURE SELECT 機能で、ポップアップウィンドウを使用してクランプを選択します。
FIXTURE RESET 機能でクランプを削除します。
入力
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 FIXTURE SELECT "TNC:\system\Fixture\JAW_CHUCK.STL" | :クランプを STL ファイルとしてロードする |
この機能には、次のように移動します:
NC機能を挿入 すべての機能 特殊機能 プログラムの既定値 固定具(FIXTURE)
NC 機能には以下の構文要素が含まれます。
構文要素 | 意味 |
---|---|
FIXTURE | クランプ用の構文のオープナー |
SELECT または RESET | クランプを選択または削除します |
ファイル または QS | クランプのパス 固定または可変のパス 選択ウィンドウを使った選択が可能 SELECT 選択でのみ |
注意事項
ハイデンハインでは、最適なパフォーマンスのために、CFG ファイルに含める三角形を最大 20,000 個にすることを推奨しています。