FUNCTION DWELL でのプログラミングされる滞留時間

用途

FUNCTION DWELL 機能を使用して、滞留時間を秒でプログラミングするか、滞留の際のスピンドル回転数を定義します。

機能説明

FUNCTION DWELL」の定義された滞留時間は、フライス加工モードでも旋削加工モード (#50 / #4-03-1) でも作用します。

入力

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

11 FUNCTION DWELL TIME10

:10 秒に対する滞留時間

12 FUNCTION DWELL REV5.8

:スピンドル 5.8 回転に対する滞留時間

NC 機能には以下の構文要素が含まれます。

構文要素

意味

FUNCTION DWELL

1 回の滞留時間用の構文のオープナー

TIME または REV

滞留時間 (秒) またはスピンドル回転