AFC 用の NC 機能 (#45 / #2-31-1)
用途
順応型送り速度制御 AFC の有効化と無効化は NC プログラムから行います。
条件
- ソフトウェアオプション Adaptive Feed Contr. (#45 / #2-31-1)
- 制御設定が表 AFC.tab で定義されている
- 全工具に対して希望の制御設定が定義されている
- AFC スイッチが有効
機能説明
AFC を開始および終了できる多数の機能が提供されています。
- FUNCTION AFC CTRL:AFC CTRL 機能は、ティーチインカットが終了していない場合でも、その NC ブロックが処理される場所から通常モードを開始します。
- FUNCTION AFC CUT BEGIN TIME1 DIST2 LOAD3:アクティブな AFC でカットシーケンスが開始されます。ティーチインカットを通じて基準出力が計算された時点、または TIME、DIST、LOAD のいずれかの既定値が満たされた時点で、通常モードでのティーチインカットに切り替わります。
- FUNCTION AFC CUT END:AFC CUT END 機能は、AFC 制御を終了させます。
入力
FUNCTION AFC CTRL
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 FUNCTION AFC CTRL | :制御モードで AFC を開始する |
NC 機能には以下の構文要素が含まれます。
構文要素 | 意味 |
---|---|
FUNCTION AFC CTRL | 制御モードの開始用の構文のオープナー |
FUNCTION AFC CUT
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 FUNCTION AFC CUT BEGIN TIME10 DIST20 LOAD80 | AFC 加工ステップを開始し、学習フェーズの時間を制限します |
NC 機能には以下の構文要素が含まれます。
構文要素 | 意味 |
---|---|
FUNCTION AFC CUT | AFC 加工ステップ用の構文のオープナー |
BEGIN または END | 加工ステップを開始または終了します |
TIME | 定義された時間 (秒) の後に学習フェーズを終了します オプションの構文要素 BEGIN 選択でのみ |
DIST | 定義された距離 (mm) の後に学習フェーズを終了します オプションの構文要素 BEGIN 選択でのみ |
LOAD | スピンドルの基準負荷を直接入力します (最大 100 %) オプションの構文要素 BEGIN 選択でのみ |
注意事項
- 工具を呼び出す前に加工モード FUNCTION MODE TURN をプログラミングします
- 規定値 TIME、DIST および LOAD はモーダルで作用します。0 を入力すると、リセットできます。
- AFC CUT BEGIN 機能は、開始回転数に達してから実行されます。開始回転数に達しない場合、エラーメッセージが表示され、AFC 切削が開始されません。
- 制御基準出力は、工具表列 AFC LOAD を利用し、NC プログラムでの LOAD の入力を利用して設定できます。その際、AFC LOAD の値は工具呼出しにより有効にし、LOAD の値は FUNCTION AFC CUT BEGIN 機能を利用して有効にします。
この両方の方法でプログラミングした場合、NC プログラムにプログラミングされている値が使用されます。