サイクル 1282 OCM CIRCLE BOUNDARY (#167 / #1-02-1)

ISO プログラミング

G1282

用途

サイクル 1282 OCM CIRCLE BOUNDARY で、円の境界線をプログラミングすることができます。このサイクルは、前もって OCM 基本図形によってプログラミングされたアイランドの外側の境界または開いたポケットの境界の定義に使用されます。

注意事項

  • このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL でのみ実行可能です。
  • サイクル 1282 は DEF アクティブです。つまり、サイクル 1282 は NC プログラムで定義したときから有効になります。
  • サイクル 1282 で入力した境界線情報はサイクル 12711274 および1278 に適用されます。

サイクルパラメータ

補助図

パラメータ

Q653 直径は?

境界の円の直径

入力:0.001...9999.999

Q654 形状の参照位置は?

中央の位置基準を指定します:

0:境界の中心は加工輪郭の中心を基準にします

1:境界の中心はゼロ点を基準にします

入力:01

Q655 主軸のシフトは?

主軸で長方形の境界をシフト

入力:–999.999...+999.999

Q656 短軸のシフトは?

副軸で長方形の境界をシフト

入力:–999.999...+999.999

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

11 CYCL DEF 1282 OCM CIRCLE BOUNDARY ~

Q653=+50

;DIAMETER ~

Q654=+0

;POSITION REFERENCE ~

Q655=+0

;SHIFT 1 ~

Q656=+0

;SHIFT 2