サイクル 811 SHOULDER, LONGITDNL.
ISO プログラミング
G811
用途
関連項目
- サイクル 812 SHOULDER, LONG. EXT. 輪郭の始点と終点の面取りまたは丸み、平面および円周面の角度、輪郭コーナーの半径で選択可能
注意事項
- このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE TURN でのみ実行可能です。
- サイクル呼出し時の工具位置により、切削する範囲のサイズが決まります (サイクルの開始点)。
- CUTLENGTH に値が入力されている場合、その値がサイクルの粗加工時に顧慮されます。指示がなされて、切込み深さが自動的に低下します。
- 切削サイクルの基本事項に注意してください。
プログラミングの注意事項
- サイクルを呼び出す前に、位置決めブロックを半径補正 R0 で開始位置にプログラミングします。
サイクルパラメータ
補助図 | パラメータ |
---|---|
Q215 機械加工運転(0/1/2/3)? 加工範囲を指定します: 0:粗加工と仕上加工 1:粗加工のみ 2:完成寸法の仕上加工のみ 3:許容値の仕上加工のみ 入力:0、1、2、3 | |
Q460 セットアップ許容値? 後退動作とプリポジショニング用の間隔。 この値はインクリメンタル値です。 入力:0...999.999 | |
Q493 輪郭終了での直径? 輪郭終点の X 座標 (直径指定) 入力:-99999.999...+99999.999 | |
Q494 Zの輪郭終了? 輪郭終点の Z 座標 入力:-99999.999...+99999.999 | |
Q463 最大切削深さ? 半径方向の最大切込み (半径指定)。摩擦切断を防ぐために、切込みは均等に分割されます。 入力:0...99.999 | |
Q478 荒削り送り速度? 粗加工時の送り速度。M136 をプログラミングすると、コントローラは mm/min 単位の M136 を使用せずに、mm/rev 単位で送り速度を解釈します。 入力:0...99999.999 または FAUTO | |
Q483 直径のオーバーサイズ? 定義した輪郭の直径の許容値。 この値はインクリメンタル値です。 入力:0...99.999 | |
Q484 Zのオーバーサイズ? 定義した輪郭の軸方向での許容値。 この値はインクリメンタル値です。 入力:0...99.999 | |
Q505 仕上げ加工送り速度? 仕上加工時の送り速度。M136 をプログラミングすると、コントローラは mm/min 単位の M136 を使用せずに、mm/rev 単位で送り速度を解釈します。 入力:0...99999.999 または FAUTO | |
Q506 輪郭スムージング(0/1/2)? 0:各切削後、輪郭に沿って (切込み範囲内) 1:最後の切削後に輪郭スムージング (輪郭全体)、持ち上げ 45° 2:輪郭スムージングなし、持ち上げ 45° 入力:0、1、2 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 CYCL DEF 821 SHOULDER, LONGITDNL. ~ | ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
| ||
12 L X+75 Y+0 Z+2 R0 FMAX M303 | ||
13 CYCL CALL |