USB デバイス

用途

USB デバイスを使用して、データを転送したり、外部にバックアップしたりすることができます。

条件

  • USB 2.0 または 3.0
  • サポートされているファイルシステムでフォーマットされた USB デバイス
  • コントローラは以下のファイルシステムでフォーマットされた USB デバイスに対応しています:

    • FAT
    • VFAT
    • exFAT
    • ISO9660
  •  
    Tip

    他のファイルシステム (例えば NTFS) でフォーマットされた USB デバイスには対応していません。

  • セットアップされたデータインターフェース
  • シリアルデータ転送

  • SELinux で許可される USB デバイス
  • セキュリティソフトウェア SELinux

  • ユーザー管理が有効な場合は HEROS.NormalUser ロール
  • ユーザー管理

機能説明

操作モード「ファイル」または作業エリア「ファイルを開く」のナビゲーション列に、USB デバイスがドライブとして表示されます。

USB デバイスを自動的に認識されます。サポートされていないファイルシステムでフォーマットされた USB デバイスが接続されると、エラーメッセージが出力されます。

USB デバイスに保存されている NC プログラムを処理したい場合、ファイルを事前にコントローラのハードディスクへ転送します。

大きなファイルを転送すると、ナビゲーション列とコンテンツ列の下のエリアにデータ転送の進捗状況が表示されます。

USB デバイスを取り外す

USB デバイスは次のように取り外します:

    1. 取外し」を選択します
    2. ポップアップウィンドウが開き、USB デバイスを取り外すかどうかが質問されます。

    1. OK を選択します
    2. USBデバイスが取外しできるようになりました」というメッセージが表示されます。

    注意事項

     
    注意事項
    不正操作されたデータによる危険に注意!
    NC プログラムをネットワークドライブまたは USB デバイスから直接処理すると、NC プログラムが変更あるいは不正操作されたかどうかを確認することができません。さらに、ネットワーク速度によって NC プログラムの処理が遅くなる可能性があります。望ましくない機械の動作や衝突が生じるおそれがあります。
    1. NC プログラムおよび呼び出したすべてのファイルを TNC: ドライブにコピーします
     
    注意事項
    データの消失に注意してください。
    接続されている USB デバイスを正しく取り外さないと、データが壊れるか、消去される場合があります。
    1. USB インターフェースは転送とバックアップのためだけに使用し、NC プログラムの編集と処理には使用しないでください
    2. USB デバイスはデータ転送後にアイコンを使用して取り外してください
    • USB デバイスの接続時にエラーメッセージが表示された場合は、セキュリティソフトウェア SELinux の設定を点検してください。
    • セキュリティソフトウェア SELinux

    • USB ハブを使用するときにコントローラがエラーメッセージを表示する場合には、このメッセージを無視して、CE を押して承認します。
    • コントローラにあるファイルは定期的にバックアップしてください。
    • データのバックアップ