サイクル 271 OCM CONTOUR DATA (#167 / #1-02-1)
ISO プログラミング
G271
注意事項
- このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL でのみ実行可能です。
- サイクル 271 は DEF アクティブです。つまり、サイクル 271 は NC プログラムで定義したときから有効になります。
- サイクル 271 で入力した加工情報はサイクル 272~274 に適用されます。
サイクルパラメータ
補助図 | パラメータ |
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Q203 ワークピース表面座標? 有効なゼロ点をもとにしたワークピース表面の座標。 この値は絶対値です。 入力:-99999.9999...+99999.9999 | |
Q201 深さ? ワークピース表面と輪郭底部間の間隔。 この値はインクリメンタル値です。 入力:-99999.9999...+0 | |
Q368 側面の仕上げ加工許容値? 粗加工後に残る加工面のオーバーサイズ。 この値はインクリメンタル値です。 入力:0...99999.9999 | |
Q369 床面の仕上げ加工許容値? 粗加工後に残る深さのオーバーサイズ。 この値はインクリメンタル値です。 入力:0...99999.9999 | |
Q260 安全高さ? ワークとの衝突が生じない工具軸の位置。コントローラは中間ポジショニング時にその位置に移動し、サイクル終了時に元に戻ります。 この値は絶対値です。 入力:-99999.9999...+99999.9999 または PREDEF | |
Q578 内角の半径係数は? 工具半径に Q578 INSIDE CORNER FACTOR を掛けると、最小工具中心経路が得られます。 工具半径と Q578 INSIDE CORNER FACTOR の積に工具半径が加算されることからわかるように、輪郭上でより小さな内側半径が発生しないことを意味します。 入力:0.05...0.99 | |
Q569 第一ポケットの境界線ですか? 境界を定義します: 0:CONTOUR DEF の最初の輪郭をポケットと解釈します。 1:CONTOUR DEF の最初の輪郭を開いた境界と解釈します。次の輪郭はアイランドである必要があります 2:CONTOUR DEF の最初の輪郭を、境界ブロックと解釈します。次の輪郭はポケットである必要があります 入力:0、1、2 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 CYCL DEF 271 OCM CONTOUR DATA ~ | ||
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