サイクル 450 SAVE KINEMATICS (#48 / #2-01-1)
ISO プログラミング
G450
注意事項
サイクル 450 による保存と復元は、変換によるツールキャリアのキネマティクスがアクティブでない場合にのみ実施してください。
- このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL および FUNCTION MODE TURN でのみ実行できます。
- キネマティクスの最適化を実行する前に、原則として、有効なキネマティクスを保存するようにしてください。
利点:
- 結果が期待にそぐわない場合や、最適化中にエラーが発生した場合に (停電など)、古いデータを復元することができます
- 「作成」モードでは以下の点に注意してください。
- 保存したデータは基本的に、同じキネマティクス記述にしか書き直せません
- キネマティクスを変更すると、必ず基準点も変更されます、必要に応じて基準点を新たに設定してください
- このサイクルでは、同じ値はこれ以上作成されません。このサイクルでは、既存のデータと異なる場合にのみデータが作成されます。また、補正値が保存された場合にのみ、補正が行われます。
データ保管上の注意
コントローラはデータを「TNC:\table\DATA450.KD」ファイルに保存します。このファイルは TNCremo などで外部の PC に保存できます。このファイルを削除すると、保存されたデータも削除されます。ファイル内のデータを手動で変更すると、データセットが壊れ、使用できなくなる場合があります。
操作上の注意:
- 「TNC:\table\DATA450.KD」ファイルが存在しない場合、サイクル 450 を実行すると自動的に作成されます。
- サイクル 450 を開始する前に、TNC:\table\DATA450.KD という名前の空のファイルがある場合は削除しておいてください。まだ行が含まれていない空のメモリテーブル (TNC:\table\DATA450.KD) が存在すると、サイクル 450 の実行時にエラーメッセージが表示されます。この場合には空のメモリテーブルを削除し、サイクルをもう一度実行してください。
- 保存されたデータを手動で変更しないでください。
- 必要な場合 (データ記憶媒体の故障など) にファイルを復元できるように、「TNC:\table\DATA450.KD」ファイルを保存してください。
サイクルパラメータ
補助図 | パラメータ |
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Q410 モード(0/1/2/3)? キネマティクスを保存するか、復元するかを指定します: 0:有効なキネマティクスを保存します 1:保存してあるキネマティクスを復元します 2:最新の保存状態を表示します 3:データレコードの削除 入力:0、1、2、3 | |
Q409/QS409 データレコードの名前? データレコード識別子の番号または名前。 モード 2 が選択されている場合、Q409 は無機能です。モード 1 と 3 (作成および削除)では、プレースホルダー (ワイルドカード) を検索に使用できます。ワイルドカードを使用した検索で複数のデータレコードが見つかった場合、データの平均値を復元したり (モード 1)、選択したすべてのデータレコードを確認後に削除したり (モード 3) することができます。検索では次のワイルドカードを使用できます: ?:不特定の 1 文字 $:アルファベット文字 1 文字 #:不特定の数字 1 桁 *:任意の長さの不特定の文字列 入力:0...99999 または最大 255 文字。合計 16 の保存場所を使用できます。 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 TCH PROBE 450 SAVE KINEMATICS ~ | ||
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ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
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ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
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ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
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プロトコル機能
コントローラはサイクル 450 の処理後に、次のデータを含むプロトコル (TCHPRAUTO.html) を作成します。
- ログが作成された日付と時刻
- サイクルが実行された NC プログラムの名前
- アクティブなキネマティクスの識別子
- アクティブな工具
ログ内の以下のデータは選択したモードによって異なります。
- モード 0:コントローラが保存したキネマティクスチェーンの軸データおよび変換データすべての記録
- モード 1:復元前後の変換データすべての記録
- モード 2:保存されたデータレコードの一覧表示
- モード 3:削除されたデータレコードの一覧表示