自由に定義可能な表 *.tab
用途
自由に定義できる表では、任意の情報を NC プログラムから保存して、読み取れます。これには、NC 機能 FN 26 ~ FN 28 が使用できます。
関連項目
- 変数機能 FN 26~FN 28
機能説明
自由に定義可能な表を作成する場合、さまざまな表テンプレートを選択できます。
機械メーカーは独自の表テンプレートを作成し、コントローラに保存することができます。
自由に定義可能な表を作成したら、表のプロパティを変更できます。表のプロパティは、「LAYOUT」アプリケーションで変更します。
「LAYOUT」アプリケーションには、表の列が行単位で表示されます。
- 「LAYOUT」アプリケーション内の自由に定義可能な表
- 作業エリア「表」の自由に定義可能な表
表の列のプロパティ
表のプロパティを変更する場合、各列には、次のプロパティが含まれます。
コラム | 意味 | |
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Name | 列の名前 | |
Width | 列の最大行数 | |
Default | それぞれの新しい行のデフォルト値 オプションの入力 | |
Type | 「Type」列には、次の選択オプションがあります。
Tip BIN, DEC および HEX データ型の列では、値を 2 進数、正の整数、または 16 進数として指定できます。入力された値は、その列のデータ型に変換されます。 | |
Precision | 小数点以下の最大桁数 |
自由に定義可能な表のプロパティを変更する
次のように新しい列を追加します。
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注意事項
- 表および列の名前の頭文字は欧文文字でなければならず、「+」などの演算記号は名前に使用できません。これらの記号が名前に含まれていると、SQL コマンドにより、データの読込みおよび読出し時に問題が生じることがあります。
- 作業エリア「表」の列の順序は、「LAYOUT」アプリケーションの行の順序に依存しません。作業エリア「表」で列の順序を変更できます。