自動描画

用途

自動描画」機能が有効な場合、プログラミング中の輪郭が作業エリア「輪郭のグラフィック」に描画されます。

自動描画された輪郭を「スケッチング」レイヤーに移動すると、輪郭の編集やエクスポートができます。

機能説明

NC プログラムから自動描画された輪郭

自動描画された NC ブロック番号がグレーでマークされます。

自動描画」機能が有効な場合、接近および退避機能を除く経路機能のみをプログラミングできます。その他の NC 機能の場合、エラーメッセージが表示されます (サイクル呼出しの場合など)。

輪郭の始点は平面内で明確に定義されている必要があります (X 座標とY 座標が含まれるなど)。

 
Tip

ハイデンハインでは、輪郭プログラミング中にのみ「自動描画」機能を使用することを推奨しています。

輪郭の自動描画

次のように輪郭を自動描画することができます:

    1. 自動描画を開始する NC ブロックを選択します

    1. 自動描画」スイッチを有効にします
    2. 必要に応じて作業エリア「輪郭のグラフィック」が開きます。
    3. 選択した NC ブロックの NC ブロック番号がグレーでマークされます。

    1. 必要に応じて「リスト」列を開きます

    1. スケッチング」レイヤーを非表示にします

    1. 選択した NC ブロック後の次の輪郭点をプログラミングします
    2. 作業エリア「輪郭のグラフィック」の「自動描画」レイヤーに輪郭要素が描画されます。
    3. 必要に応じて、追加の輪郭点をプログラミングします
     
    Tip

    複数の NC ブロックをマークして「自動描画」スイッチを有効にすると、マークされた輪郭すべてが描画されます。

    注意事項

    • 最大 200 の NC ブロックを含む関連領域のみが自動描画されます。
    • 丸め RND または面取り CHF を描画するには、次の輪郭要素もプログラミングする必要があります。