サイクル 801 RESET ROTARY COORDINATE SYSTEM

ISO プログラミング

G801

アプリケーション

 
Machine

機械のマニュアルを参照してください。

この機能は、機械メーカーが使用可能にして、調整する必要があります。

このサイクルは機械によって異なります。

サイクル 801 はサイクル 800 でプログラミングした以下の設定をリセットします。

  • 歳差角 Q497
  • 工具反転 Q498

サイクル 800 で偏心回転機能を実行した場合、次のことに注意してください。 サイクル 800 は偏心回転時に最大許容回転数を制限します。これは、機械依存の設定 (機械メーカーが実施) と偏心の大きさから求められます。 サイクル 800 のプログラミング前に、FUNCTION TURNDATA SMAX で回転数制限をプログラミングしておくことができます。この回転数制限の値が、サイクル 800 により計算された回転数制限よりも小さい場合、小さい方の値が作用します。サイクル 800 をリセットするためには、サイクル 801 をプログラミングします。これにより、このサイクルによって設定された回転数制限もリセットされます。最後に再び、サイクル呼出し前に FUNCTION TURNDATA SMAX でプログラミングした回転数制限が作用します。

 
Tip

サイクル 801 によって、工具が初期位置に方向付けられることはありません。サイクル 800 によって工具の向きを設定した場合には、リセット後もそのポジションのままです。

注意事項

  • このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE TURN でのみ実行可能です。
  • サイクル 801 RESET ROTARY COORDINATE SYSTEM を使って、サイクル 800 ADJUST XZ SYSTEM で行った設定をリセットできます。
  • サイクル 801 では軸の移動は発生しません。指定された軸を基本位置に戻すには、サイクル 800 ADJUST XZ SYSTEMQ531 ANGLE OF INCIDENCE0 または PLANE RESET にプログラミングします。

プログラミングの注意事項

  • サイクル 800 は偏心回転時に最大許容回転数を制限します。これは、機械依存の設定 (機械メーカーが実施) と偏心の大きさから求められます。 サイクル 800 のプログラミング前に、FUNCTION TURNDATA SMAX で回転数制限をプログラミングしておくことができます。この回転数制限の値が、サイクル 800 により計算された回転数制限よりも小さい場合、小さい方の値が作用します。サイクル 800 をリセットするためには、サイクル 801 をプログラミングします。これにより、このサイクルによって設定された回転数制限もリセットされます。最後に再び、サイクル呼出し前に FUNCTION TURNDATA SMAX でプログラミングした回転数制限が作用します。

サイクルパラメータ

補助図

パラメータ

サイクル 801 にはサイクルパラメータがありません。END キーでサイクル入力を終了してください。