テキストモード
用途
テキストモードは、作業エリア「プログラム」内でプログラミングする方法の 1 つです。テキストモードでは、「NC機能を挿入」ウィンドウの代わりにキーボードで NC プログラムを作成または編集します。
関連項目
- 作業エリア「テキストエディタ」でテキストファイルを編集する
- 作業エリア「プログラム」の基本事項と操作
機能説明
ツールバーの「Klartextプログラミング」スイッチが無効な場合、NC プログラムをテキストモードでプログラミングします。テキストモードは通常のテキストエディタと同様に動作します。例えば、矢印キーではカーソルが構文要素から次の構文要素へ移動するのではなく、次の文字までのみ移動します。
テキストモードは、作業エリア「プログラム」のすべてのナビゲーションオプションに対応しています。
NC プログラム内の構文エラーが自動的に修正できない場合、テキストモードが有効になります。
「プログラムの設定」ウィンドウで、次のテキストモード設定ができます:
- テキストモードのオートコンプリート
- テキストモードで構文エラーを許可する
テキストモードでの自動補完
テキストモードでは、プログラミング中に選択メニューがすべての構文要素とともに表示され、そのときのカーソル位置に挿入できます。
「テキストモードのオートコンプリート」スイッチが有効な場合、次のアクションで選択メニューが表示されます:
- 新規 NC ブロックの作成
- 文字の入力
入力された文字に合わせて提案が調整されます。
- 「SPACE」キーを押します
このスイッチが無効な場合は、キーの組み合わせ CTRL + SPACE で選択メニューを開くことができます。
次のオプションを使用して、必要な構文要素を適用できます:
- タップ
- クリック
- 右向き矢印
矢印キーを使用して選択メニューの要素を選択した場合、または選択可能な要素が 1 つだけの場合。
注意事項
- デフォルトでは、自動補完中に値のない構文要素が表示されます。追加機能が可能な場合、残りの可能な構文要素の後に番号とともにすべての追加機能が表示されます。
- サイクルをプログラミングする際、「下位互換性のあるサイクルパラメータのみ」と「オプションのサイクルパラメータを使用」が自動補完の選択肢として表示されます。
「下位互換性のあるサイクルパラメータのみ」を選択すると、後からさらにオプションのサイクルパラメータを挿入できます。そのためには、最後の行に改行を挿入します。
- 自動補完中に右向き矢印を押しても要素が明確に選択されていない場合は、選択メニューが閉じます。
- テキストモードでは、任意の箇所に改行を挿入できます。次に、「Klartextプログラミング」モードで NC 機能を編集すると、含まれている改行が保存後に削除されます。コメントおよび構造点内では、改行は編集後も保持されます。