埋込みワークスペース (#133 / #3-01-1)

用途

埋込みワークスペースを使用すると、コントローラの画面に Windows PC を表示させて操作できます。Windows PC を Remote Desktop Manager (#133 / #3-01-1) で接続します。

条件

  • リモートデスクトップマネージャ (#133 / #3-01-1) による Windows PC への RemoteFX 接続が確立されている
  • 機械パラメータ CfgRemoteDesktop (No. 133500) で接続が定義されている
  • 機械メーカーはオプションの機械パラメータ connections (No. 133501) に、RemoteFX 接続の名前を入力します。

  • 機械のマニュアルを参照してください。

機能説明

埋込みワークスペースは、コントローラで操作モードとして、また、作業エリアとして使用できます。機械メーカーが名前を定義しないと、操作モードと作業エリアの名前は RDP になります。

RemoteFX 接続が有効である限り、Windows PC では入力がロックされます。それによって、操作の重複が回避されます。

Windowsターミナルサービス(RemoteFX)

埋込みワークスペースを操作モードとして開くと、コントローラに Windows PC の画面が全画面表示されます。

埋込みワークスペースを作業エリアとして開くと、作業エリアのサイズと位置を変更できます。コントローラは変更のたびに Windows PC の画面を新たにスケーリングします。

作業エリア

PDF ファイルを開いた状態の作業エリアとしての埋込みワークスペース

RDP の設定」ウィンドウ

埋込みワークスペースが作業エリアとして開かれている場合、「RDP の設定」ウィンドウを開くことができます。

RDP の設定」ウィンドウには以下のボタンがあります:

ボタン

意味

再接続

タイムアウトなどで、コントローラが Windows PC への接続を確立できなかった場合、このボタンで再試行します。

このボタンは必要に応じて操作モードと作業エリアにも表示されます。

解像度の調整

このボタンで、Windows PC の画面が再度作業エリアのサイズに合わせてスケーリングされます。