基本事項

 
Machine

機械のマニュアルを参照してください。

パレットマネージャは機械によって異なる機能です。 以下では、標準の機能範囲について説明します。

パレット表 (.p) は、主にパレットチェンジャーがある加工センターで利用します。その際、パレット表は様々なパレット (PAL)、オプションとして固定具 (FIX)、それに属する NC プログラム (PGM) を呼び出します。パレット表によって、定義されているすべての基準点およびゼロ点表が有効になります。

さまざまな基準点がある NC プログラムを NC スタートのみで続けて処理するために、パレットチェンジャーを使わずに、パレット表を使用できます。 この使い方はジョブリストとも呼ばれます。

パレット表もジョブリストも工具指向で処理できます。その場合、コントローラは工具交換を減らし、それによって加工時間が削減されます。

工具指向型加工

パレットカウンタ

パレットカウンタを定義できます。これにより、自動ワークピース交換ありでのパレット加工時に完成個数を可変的に定義できます。

そのためには、パレット表の TARGET 列で目標値を定義します。目標値に達するまで、このパレットの NC プログラムが繰り返されます。

デフォルトでは、NC プログラムが処理されるごとに実際値が 1 増えます。NC プログラムで複数のワークピースを製造する場合などは、パレット表の COUNT 列でこの値を定義します。

パレット表 *.p

定義した目標値と現在の実際値が、作業エリア「ジョブリスト」に表示されます。

パレット表の情報