例:長方形ポケットを計測し、測定結果を記録する

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

0 BEGIN PGM TOUCHPROBE_2 MM

1 TOOL CALL 600 Z

:プローブの工具呼出し

2 L Z+100 R0 FMAX

:プローブの退避

3 TCH PROBE 423 MEAS. RECTAN. INSIDE ~

Q273=+50

;CENTER IN 1ST AXIS ~

Q274=+40

;CENTER IN 2ND AXIS ~

Q282=+90

;FIRST SIDE LENGTH ~

Q283=+70

;2ND SIDE LENGTH ~

Q261=-5

;MEASURING HEIGHT ~

Q320=+2

;SET-UP CLEARANCE ~

Q260=+20

;CLEARANCE HEIGHT ~

Q301=+0

;MOVE TO CLEARANCE ~

Q284=+90.15

;MAX. LIMIT 1ST SIDE ~

Q285=+89.95

;MIN. LIMIT 1ST SIDE ~

Q286=+70.1

;MAX. LIMIT 2ND SIDE ~

Q287=+69.9

;MIN. LIMIT 2ND SIDE ~

Q279=+0.15

;TOLERANCE 1ST CENTER ~

Q280=+0.1

;TOLERANCE 2ND CENTER ~

Q281=+1

;MEASURING LOG ~

Q309=+0

;PGM STOP TOLERANCE ~

Q330=+0

;TOOL

4 L Z+100 R0 FMAX

:工具の退避

5 M30

:プログラムラン終了

6 END PGM TOUCHPROBE_2 MM