グラフィックプログラミング用に輪郭をインポートする

用途

作業エリア「輪郭のグラフィック」では、新しい輪郭を作成するだけでなく、既存の NC プログラムから輪郭をインポートして、必要に応じてグラフィックで編集することもできます。

条件

  • 最大 200 個の NC ブロック
  • サイクルなし
  • 接近および退避動作なし
  • 直線 LN (#9 / #4-01-1) なし
  • 送り速度や追加機能などの技術データなし
  • 指定された平面 (XY 面など) の外の軸動作なし

許可されていない NC ブロックを作業エリア「輪郭のグラフィック」にインポートしようとすると、エラーメッセージが出力されます。

機能説明

NC プログラムからインポートする輪郭

作業エリア「輪郭のグラフィック」では、すべての輪郭は、絶対カーテシアン座標を持つ線形要素または円形要素のみで構成されます。

インポート時に以下の経路機能が作業エリア「輪郭のグラフィック」に変換されます:

輪郭をインポートする

インポートされた輪郭

以下のように NC プログラムから輪郭をインポートします:

    1. 操作モード「エディタ」を選択します

    1. 輪郭を含む既存の NC プログラムを開きます
    2. NC プログラム内で輪郭を検索します

    1. 輪郭の最初の NC ブロックをホールドするか、右クリックします
    2. コンテキストメニューが開きます。

    1. マーク」を選択します
    2. 2 つのマーキング矢印が表示されます。

    1. 希望のエリアをマーキング矢印で選択します

    1. 輪郭の編集」を選択します
    2. 作業エリア「輪郭のグラフィック」の「スケッチング」レイヤーでマークされた輪郭エリアが開きます。
     
    Tip

    開いた作業エリア「輪郭のグラフィック」にマークされた NC ブロックをドラッグして、輪郭をインポートすることもできます。そのために、最初にマークされた NC ブロックの右端に緑のアイコンが表示されます。

    注意事項

    • 輪郭開始点」機能と「輪郭終点」機能で、描画された要素の一部を選択し、そこから輪郭を生成できます。
    • 描画された輪郭をファイルタイプ *.tncdrw でコントローラに保存できます。
    • 自動描画またはインポートされた輪郭をエクスポートする場合、エクスポートに送り速度などの技術データは含まれません