送り速度
用途
旋削加工の場合、送り速度を 1 回転あたりの mm 単位 (mm/rev) で指定することがよくあります。そのために、コントローラで追加機能 M136 を使用します。
機能説明
旋削加工の場合、送りを 1 回転あたりの mm 単位で指定することがよくあります。 このため、工具はスピンドル 1 回転ごとに設定された値だけ移動します。 これにより生じる経路送り速度は回転スピンドルの回転数によって異なります。 回転数が高いと送り速度が上がり、回転数が低いと送り速度が下がります。 これにより、同一の切削深さの場合、一定の切削力で加工し、一定の切屑厚さが達成されます。
注意事項
多くの旋削加工では、一定の切削速度 (VCONST: ON) を保持できません。これは、その前に最大スピンドル回転数に達するためです。 機械パラメータ facMinFeedTurnSMAX (No. 201009) によって、最大回転数に達した後のコントローラの動作を定義します。