ゼロ点表 *.d
用途
ゼロ点表にワークの位置を保存します。ゼロ点表を使用するには、まずこれを有効にする必要があります。例えば、複数のワークの加工を同じ位置で実行するために、NC プログラム内でゼロ点を呼び出すことができます。ゼロ点表のアクティブな行は、NC プログラムでワークゼロ点として使用されます。
関連項目
- ゼロ点表の内容と作成
- プログラムラン中にゼロ点表を編集する
- 基準点表
機能説明
列「X」、「Y」および「Z」の値は、ワーク座標系 W-CS でシフトとして作用します。列「A」、「B」、「C」、「U」、「V」および「W」の値は、機械座標系 M-CS のオフセットとして作用します。
ゼロ点表のパラメータ
ゼロ点表には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
D | ゼロ点表の行番号 入力:0~99999999 |
X | |
Y | |
Z | |
A | |
B | |
C | |
U | |
V | |
W | |
DOC | シフトについてのコメント? 入力:テキスト幅 16 |
ゼロ点表の編集
プログラムラン中にアクティブなゼロ点表を編集することができます。
以下のようにゼロ点表を編集します: | ||
|
注意事項
衝突の危険に注意!
値が保存されていて初めて、ゼロ点表または補正表の変更内容が考慮されます。NC プログラムでゼロ点または補正値を新たに有効にする必要があります。そうしないと、コントローラは以前の値を引き続き使用します。
- 表の変更内容は、例えば ENT キーを押すとすぐに確定されます
- NC プログラムでゼロ点または補正値を新たに有効にします
- 表の値の変更後に NC プログラムを慎重に実行します