サイクル 270 CONTOUR TRAIN DATA
ISO プログラミング
G270
用途
このサイクルを使用すると、サイクル 25 CONTOUR TRAIN の様々な特性を設定することができます。
注意事項
- このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL でのみ実行可能です。
- サイクル 270 は DEF アクティブです。つまり、サイクル 270 は NC プログラムで定義したときから有効になります。
- 輪郭サブプログラムでサイクル 270 を使用する場合は、半径補正を定義しないでください。
- サイクル 270 はサイクル 25 の前に定義してください。
サイクルパラメータ
補助図 | パラメータ |
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Q390 接近走法/退去走法? 接近方法/退去方法の定義: 1:円弧上で接線方向へ輪郭に接近します 2:直線上で接線方向へ輪郭に接近します 3:垂直に輪郭に接近します 0 および 4:接近および退避動作は行われません。 入力:1、2、3 | |
Q391 半径補正 (0=R0/1=RL/2=RR)? 半径補正の定義: 0:定義された輪郭を半径補正なしで加工します 1:定義された輪郭を左側補正で加工します 2:定義された輪郭を右側補正で加工します 入力:0、1、2 | |
Q392 接近半径/退去半径? 接線方向の円弧上での接近が選択されている場合にのみ有効 (Q390=1)。進入円/退去円の半径 入力:0...99999.9999 | |
Q393 中心点角度? 接線方向の円弧上での接近が選択されている場合にのみ有効 (Q390=1)。進入円の開口角度 入力:0...99999.9999 | |
Q394 補助点の間隔? 接線方向の直線上での接近、または垂直の接近が選択されている場合にのみ有効 (Q390=2 または Q390=3)。輪郭へ接近する際に始点となる補助点の間隔。 入力:0...99999.9999 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 CYCL DEF 270 CONTOUR TRAIN DATA ~ | ||
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