「送り速度率」機能
用途
「送り速度率」機能で、例えば CAM プログラムの送り速度を調整するために、機械での有効な送り速度を変更することができます。それによって、ポストプロセッサでの CAM プログラムの新たな出力を回避できます。その際は、NC プログラムで変更を行わずに、すべての送り速度をパーセント値で変更します。
関連項目
- 送り速度制限 F MAX
「送り速度率」機能は F MAX による送り速度制限に影響を与えません。
機能説明
すべての送り速度をパーセント値で変更します。パーセント値を 1 % から 1000 % の間で定義します。
「送り速度率」機能はプログラミングされた送り速度と送り速度ポテンショメータに作用しますが、早送り FMAX には作用しません。
作業エリア「位置」位置の「F」フィールドに現在の送り速度が表示されます。「送り速度率」機能が有効な場合、送り速度は定義された値を考慮して表示されます。