追加機能 M および STOP
用途
追加機能により、コントローラの機能を有効化または無効化したり、コントローラの動作を変更したりすることができます。
機能説明
NC ブロックの末尾で、または個々の NC ブロックの中で、最大 4 つの追加機能 M を定義できます。追加機能の入力を確定すると、必要に応じてダイアログが続行され、M140 MB MAX などの追加のパラメータを定義できます。
「手動操作」アプリケーションで「M」ボタンを使用して追加機能を有効にします。
追加機能 M の作用
追加機能 M はブロックごとに、またはモーダルに作用します。追加機能は定義した時点から有効になります。その他の機能または NC プログラムの終了は、モーダルに作用する追加機能をリセットします。
プログラミングした順番に関わらず、一部の追加機能は NC ブロックの先頭で、一部は最後で有効になります。
1 つのNC ブロックに複数の追加機能をプログラミングすると、以下のような順番で実行されます:
- ブロックの先頭で有効な追加機能は、ブロックの末尾で有効なものよりも先に実行されます。
- 複数の追加機能がブロックの先頭または末尾で有効な場合には、プログラミングした順番で実行されます。
STOP 機能
STOP 機能により、プログラムランまたは工具点検などのシミュレーションが中断されます。STOP ブロックの中でも、最大 4 つの追加機能 M をプログラミングすることができます。
STOP のプログラミング
次のように STOP 機能をプログラミングします: | ||
|
注意事項
機械のマニュアルを参照してください。
旋削加工モードでは、回転スピンドルの追加機能を別の番号でプログラミングする必要があります (例:M3 (#50 / #4-03-1) の代わりに M303)。機械メーカーが使用される番号を定義します。
機械メーカーはオプションの機械パラメータ CfgSpindleDisplay (No. 139700) でどの追加機能番号をステータス表示に表示するかを定義します。