例:穴円中心かつワークピース上縁での基準点設定

測定された穴円中心点は、後から使用するために基準点表に書き込まれます。

  • Q291 = 1 番目のドリル穴中心点の極座標角度 1
  • Q292 = 2 番目のドリル穴中心点の極座標角度 2
  • Q293 = 3 番目のドリル穴中心点の極座標角度 3
  • Q305 = 穴円中心 (X と Y) を行 1 に書き込む
  • Q303 = 機械固有の座標系 (基準座標系) を基準として計算された基準点を基準点表 PRESET.PR に保存する

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

0 BEGIN PGM 416 MM

1 TOOL CALL "TOUCH_PROBE" Z

2 TCH PROBE 416 DATUM CIRCLE CENTER ~

Q273=+35

;CENTER IN 1ST AXIS ~

Q274=+35

;CENTER IN 2ND AXIS ~

Q262=+50

;NOMINAL DIAMETER ~

Q291=+90

;ANGLE OF 1ST HOLE ~

Q292=+180

;ANGLE OF 2ND HOLE ~

Q293=+270

;ANGLE OF 3RD HOLE ~

Q261=+15

;MEASURING HEIGHT ~

Q260=+10

;CLEARANCE HEIGHT ~

Q305=+1

;NUMBER IN TABLE ~

Q331=+0

;DATUM ~

Q332=+0

;DATUM ~

Q303=+1

;MEAS. VALUE TRANSFER ~

Q381=+1

;PROBE IN TS AXIS ~

Q382=+7.5

;1ST CO. FOR TS AXIS ~

Q383=+7.5

;2ND CO. FOR TS AXIS ~

Q384=+20

;3RD CO. FOR TS AXIS ~

Q333=+0

;DATUM ~

Q320=+0

;SET-UP CLEARANCE.

3 CYCL DEF 247 DATUM SETTING ~

Q339=+1

;DATUM NUMBER

4 END PGM 416 MM