ゼロ点表

用途

ゼロ点表にワークの位置を保存します。ゼロ点表を使用するには、まずこれを有効にする必要があります。例えば、複数のワークの加工を同じ位置で実行するために、NC プログラム内でゼロ点を呼び出すことができます。ゼロ点表のアクティブな行は、NC プログラムでワークゼロ点として使用されます。

機能説明

ゼロ点表のゼロ点は、現在のワーク基準点を基準とします。ゼロ点表の座標値は例外なく絶対値です。

ゼロ点表は次のような状況で使用します:

  • 同一のゼロ点シフトを頻繁に利用する場合
  • 異なるワークで加工を繰り返す場合
  • 1 つのワークの異なる位置で加工を繰り返す場合

ゼロ点表を手動で有効にする

ゼロ点表は、操作モード「プログラム実行」に対して手動で有効にすることができます。

操作モード「プログラム実行」では、「プログラムの設定」ウィンドウに「」エリアが含まれています。このエリアでは、プログラムランに対してゼロ点表と両補正表を選択ウィンドウで選択できます。

表を有効にすると、コントローラがこの表にステータス M のマークを付けます。

ゼロ点表を NC プログラムで有効にする

以下のようにゼロ点表を NC プログラムで有効にします:

    1. NC機能を 挿入」を選択します
    2. NC機能を挿入」ウィンドウが開きます。

    1. SEL TABLE を選択します
    2. アクションバーが開きます。

    1. 選択」を選択します
    2. ファイル選択のためのウィンドウが開きます。
    3. ゼロ点表を選択します

    1. 選択」を選択します

    ゼロ点表が NC プログラムと同じディレクトリに保存されていない場合は、パス名全体を入力する必要があります。「プログラムの設定」ウィンドウで、絶対パスと相対パスのどちらを作成するかを定義することができます。

    作業エリア「プログラム」の設定

     
    Tip

    ゼロ点表の名前を手動で入力する際、以下に注意してください。

    • ゼロ点表が NC プログラムと同じディレクトリにある場合、ファイル名のみを入力する必要があります。
    • ゼロ点表が NC プログラムと同じディレクトリにない場合は、パス名全体を入力する必要があります。

    説明

    ファイル形式

    定義

    .d

    ゼロ点表