溝切りおよびアンダーカット
一般事項
用途
関連項目
- 旋削加工モード FUNCTION MODE TURN
- 旋削サイクル
機能説明
溝切りとアンダーカットを設定する場合に、さまざまな入力オプションを使用できます。これらの入力の多くを行う必要がありますが (必須入力)、省略できるものもあります (オプション入力)。必須入力は、ヘルプ画像にそのように表示されています。一部の要素では、2 種類の設定オプションを選択できます。アクションバーに対応する選択機能が用意されています。
「NC機能を 挿入」ウィンドウの「リセス/アンダーカット」フォルダには、溝切りとアンダーカットをプログラミングするためのさまざまな選択肢が用意されています。
溝切りのプログラミング
溝切りは円形の部材に作られたくぼみであり、通常は固定リングやシーリングのホルダに使用されたり、潤滑油溝として使用されたりします。旋削加工部品の周囲または端部に、溝切りをプログラムできます。そのために 2 種類の輪郭要素を使用できます:
- GRV RADIAL:旋削加工部品の周囲の溝切り
- GRV AXIAL:旋削加工部品の端部の溝切り
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
CENTER | 溝切りの中心点 | 必須 |
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | オプション |
DEPTH / DIAM | 溝切りの深さ (符号に注意!) / 溝切りの底辺の直径 | 必須 |
BREADTH | 溝切りの幅 | 必須 |
ANGLE / ANG_WIDTH | 両方のフランクのフランク角/開口角 | オプション |
RND / CHF | 輪郭の角 (開始点の近く) の角取り/面取り | オプション |
FAR_RND / FAR_CHF | 輪郭の角 (開始点から遠く) の角取り/面取り | オプション |
溝切り深さの符号で溝切りの加工位置 (内側加工 / 外側加工) が決まります。
外側加工の溝切り深さの符号:
- 輪郭要素が Z 座標の負の方向に移動する場合は、負の符号を使用してください
- 輪郭要素が Z 座標の正の方向に移動する場合は、正の符号を使用してください
内側加工の溝切り深さの符号:
- 輪郭要素が Z 座標の負の方向に移動する場合は、正の符号を使用してください
- 輪郭要素が Z 座標の正の方向に移動する場合は、負の符号を使用してください
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 GRV RADIAL CENTER-15 DEPTH-5 BREADTH10 CHF1 FAR_CHF1 |
14 L X+60 |
アンダーカットのプログラミング
アンダーカットは通常、対になるワークピースを密着して組み付けるために必要です。さらにアンダーカットは、コーナーでのノッチ効果を軽減するために役立ちます。ねじや接続金具にアンダーカットを利用する場合がよくあります。様々なアンダーカットを設定するために、様々な輪郭要素が提供されています。
- UDC TYPE_E:DIN 509 に基づいて、継続的に加工する円筒形の表面のアンダーカット
- UDC TYPE_F:DIN 509 に基づいて、継続的に加工する平面および円筒形の表面のアンダーカット
- UDC TYPE_H:DIN 509 に基づく、激しく湾曲した移行部のアンダーカット
- UDC TYPE_K:平面および円筒形の表面のアンダーカット
- UDC TYPE_U:円筒形の表面のアンダーカット
- UDC THREAD:DIN 76 に基づくねじアンダーカット
コントローラは、アンダーカットを常に縦方向の形状要素として解釈します。 平面方向ではアンダーカットはできません。
アンダーカット DIN 509 UDC TYPE _E
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | オプション |
DEPTH | アンダーカット深さ | オプション |
BREADTH | アンダーカット幅 | オプション |
ANGLE | アンダーカット角度 | オプション |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC TYPE_E R1 DEPTH2 BREADTH15 |
14 L X+60 |
アンダーカット DIN 509 UDC TYPE_F
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | オプション |
DEPTH | アンダーカット深さ | オプション |
BREADTH | アンダーカット幅 | オプション |
ANGLE | アンダーカット角度 | オプション |
FACEDEPTH | 平面の深さ | オプション |
FACEANGLE | 平面の輪郭角度 | オプション |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC TYPE_F R1 DEPTH2 BREADTH15 FACEDEPTH1 |
14 L X+60 |
アンダーカット DIN 509 UDC TYPE_H
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | 必須 |
BREADTH | アンダーカット幅 | 必須 |
ANGLE | アンダーカット角度 | 必須 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC TYPE_H R1 BREADTH10 ANGLE10 |
14 L X+60 |
アンダーカット UDC TYPE_K
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | 必須 |
DEPTH | アンダーカット (軸平行) | 必須 |
ROT | 縦軸に対する角度 (デフォルト:45°) | オプション |
ANG_WIDTH | アンダーカットの開口角 | 必須 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC TYPE_K R1 DEPTH3 ANG_WIDTH30 |
14 L X+60 |
アンダーカット UDC TYPE_U
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | 必須 |
DEPTH | アンダーカット深さ | 必須 |
BREADTH | アンダーカット幅 | 必須 |
RND / CHF | 外側コーナーの角取り/面取り | 必須 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC TYPE_U R1 DEPTH3 BREADTH8 RND1 |
14 L X+60 |
アンダーカット UDC THREAD
パラメータ | 意味 | 入力 |
---|---|---|
PITCH | ねじピッチ | オプション |
R | 内側の 2 つの角のコーナー半径 | オプション |
DEPTH | アンダーカット深さ | オプション |
BREADTH | アンダーカット幅 | オプション |
ANGLE | アンダーカット角度 | オプション |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 L X+40 Z+0 |
12 L Z-30 |
13 UDC THREAD PITCH2 |
14 L X+60 |