例:平面と 2 つのドリル穴により基本回転を求める
サイクル 14xx で基本回転を設定する場合、パラメータ Q1120 TRANSFER POSITION と Q1121 CONFIRM ROTATION で定義する必要があります。
プログラムラン
- サイクル 1420 PROBING IN PLANE
- Q1120=+4:プロービング点の平均値に対して補正
- Q1121=+1:基本回転を設定する
- サイクル 1411 PROBING TWO CIRCLES
- Q1120=+3:プロービング点の平均値に対して補正
- Q1121=+1:基本回転を設定する
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
0 BEGIN PGM TOUCHPROBE MM | |||
1 TOOL CALL 600 Z | |||
2 TCH PROBE 1420 PROBING IN PLANE ~ | |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
3 TCH PROBE 1411 PROBING TWO CIRCLES ~ | |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
| |||
4 CALL PGM 35 | ;加工プログラムを呼び出す | ||
5 END PGM TOUCHPROBE MM |