基本事項

用途

次のサイクルで工具タッチプローブまたは赤外線工具タッチプローブを較正できます。

タッチプローブ

円形または直方体のプロービングエレメントをタッチプローブとして使用します。

直方体のプロービングエレメント

直方体のプロービングエレメントの場合、機械メーカーはオプションの機械パラメータ detectStylusRot (No. 114315) および tippingTolerance (No. 114319) に回転角度と傾斜角度が算出されることを保存できます。回転角度を算出することにより、工具を測定するときに回転角度を補正することができます。傾斜角度を上回ると、警告が出力されます。算出された値は、TT ステータス表示で閲覧できます。

「TT」タブ

 
Tip

工具タッチプローブを固定するときは、直方体のプロービングエレメントのエッジが軸にできるだけ平行に調整されていることを確認してください。回転角度は 1° 以下、傾斜角度は 0.3° 以下でなければなりません。

較正工具

較正工具には正確に円筒形の部品、例えばシリンダーピンを使用します。コントローラは較正値を保存し、それをその後の工具測定の時に考慮します。