作業エリアテキストエディタ

用途

作業エリア「テキストエディタ」では、例えば、テキストファイルの作成や編集ができます。

機能説明

作業エリア「テキストエディタ」は、操作モード「エディタ」で使用できます。

デフォルトでは、作業エリア「テキストエディタ」で次のファイルタイプが開きます:

  • テキストファイル (*.txt など)
  • 例:FN 16 で出力された測定プロトコル

  • フォーマットファイル (*.a など)
  • 例:FN 16 のフォーマットファイル

FN 16: F-PRINT を使用してテキストをフォーマットして出力する

 
Tip

機械のマニュアルを参照してください。

機械メーカーが機械パラメータ standardEditor (No. 102902) で、ファイルタイプ用の標準エディタを定義します (テキストエディタ など)。

操作モード「ファイル」のコンテキストメニューで「テキストエディタで開く」機能を使うと、作業エリア「テキストエディタ」で任意のファイルタイプを開くことができます。

操作モード「ファイル」のコンテキストメニュー

ファイルタイプ

作業エリア「テキストエディタ」のアイコン

作業エリア「テキストエディタ」には以下のアイコンがあります。

アイコンまたはショート カット

意味

CTRL + F

行番号の表示 / 非表示

改行 の有効化または無効化

改行 を有効にすると、テキストが自動的に改行されます。

作業エリアのサイズに合わせてテキストの長さが調整されます。これにより、行番号が欠落するなど、行が途中で終了することはありません。

書式文字の表示 / 非表示

書式文字を表示させると、空白が次のような記号に置き換わります (スペースの代わりにドットなど)。

書式文字が表示されている場合、次のアイコンが表示されます:

アイコン

意味

空白

タブ

テキスト内で TAB キーを押すと、現在のカーソル位置から次のタブストップまで (最大でタブ幅全体)、空白が挿入されます。タブの幅はエディタ設定で定義します。

End of line

アイコン LF で行末が表示されます。

改行が有効な場合、作業エリアのサイズに応じて、行のテキスト内容を複数の行に分割できます。このアイコンにより、行が実際に終了したかどうかを確認できます。

 
Tip

転送されるファイルに含めることができる行末 CR LFCR もサポートされます。

どの文字を表示するかに関係なく、改行の動作は常に同じです。

NCエディタ設定

NCエディタ設定」ウィンドウで、作業エリア「テキストエディタ」に表示される内容とコントローラの動作を変更することができます。選択した設定はモーダルに作用します。

一般情報」エリア

一般情報」エリアには以下の設定項目があります。

設定

意味

自動保存

ファイルの変更を自動または手動で保存する

このスイッチを有効にすると、以下の操作の際にファイルが自動保存されます:

  • ファイルを閉じる
  • タブの切替え
  • 操作モードの切替え

このスイッチが無効な場合は、手動で保存します。上記の操作の際に、変更を保存するかどうかが質問されます。

タブをブランクと置換する

このスイッチが有効な場合、タブの代わりに定義された数のスペースが挿入されます。

タブ幅

タブストップまでのタブ数またはスペース数

 
Tip

幅を変更すると、既存のタブの幅も更新されます。

スペースを挿入した場合、変更後に文字数は更新されません。

注意事項

  • タッチ操作で文字をマーキングすると、カーソルの下に 2 つのマークアイコンが表示されます。
  • ファイルに不要な変更が加えられないようにするには、作業エリア「文書」でファイルを開きます。
  • 作業エリア文書