NC プログラムを特定の NC ブロックまでシミュレーションする

用途

NC プログラムの重要な箇所を確認したい場合、NC プログラムを自分で選択した NC ブロックまでシミュレーションできます。シミュレーションでその NC ブロックに達すると、シミュレーションが自動的に停止します。その NC ブロックを先頭にして、例えば「単一ブロック」で、またはより低い送り速度でシミュレーションを続けることができます。

機能説明

この機能は操作モード「エディタ」でのみ使用できます。

定義済みの NC ブロックを含む「ブロック番号までシミュレーションを実行」ウィンドウ

ブロック番号までシミュレーションを実行」ウィンドウでは以下の設定が可能です:

  • プログラム
  • このフィールドでは、選択メニューを使用して、有効なメインプログラムまたは呼び出されたプログラムのどちらで特定の NC ブロックまでシミュレーションするかを選択できます。

  • ブロック番号
  • ブロック番号」フィールドには、シミュレーションしたい最後の NC ブロックの番号を入力します。NC ブロックの番号は、「プログラム」フィールドで選択した NC プログラムに関連しています。

  • 反復
  • 希望の NC ブロックがプログラムセクションの反復内にある場合は、このフィールドを使用します。このフィールドには、プログラムセクションの反復のどの実行状態までシミュレーションするかを入力してください。

  • 反復」フィールドに 1 または 0 を入力すると、プログラムセクションの最初の実行 (反復 0) までシミュレーションされます。

  • プログラムセクションの反復

NC プログラムを特定の NC ブロックまでシミュレーションする

次のように特定の NC ブロックまでシミュレーションします:

  1. 作業エリア「シミュレーション」を開く

  1. ブロック番号までシミュレーションを実行」を選択します
  2. ブロック番号までシミュレーションを実行」ウィンドウが開きます。
  3. プログラム」フィールドで選択メニューを使用して、メインプログラムまたは呼び出されたプログラムを指定します
  4. ブロック番号」フィールドに希望の NC ブロックの番号を入力します
  5. プログラムセクションの反復で、「反復」フィールドにプログラムセクションの反復の実行回数を入力します

  1. シミュレーションを開始を選択します
  2. 選択した NC ブロックまでワークがシミュレーションされます。

注意事項

+-*/() キーを使って、数の入力フィールド内で計算できます。