傾斜した円筒研削加工
用途
一部で、加工を実行できるようにするために、回転軸を特定の位置にすることが必要な場合があります。これは、例えば工具形状の理由から、輪郭要素を特定の研削ホイール傾斜でしか加工できない場合に必要です。
関連項目
- 傾斜加工
条件
- 少なくとも 2 つの回転軸があり、そのうちの 1 つが回転テーブル軸である機械
- 研削加工用のキネマティクス記述がある
機械メーカーがキネマティクス記述を作成します。
- ソフトウェアオプション Grinding (#156 / #4-04-1)
機能説明
サイクル 1041 LONG STROKE DEF. で傾斜した円筒研削ができます。
サイクル 1041 LONG STROKE DEF. (#156 / #4-04-1)
その他に、サイクル 800 ADJUST XZ SYSTEM で円筒研削のための傾斜を定義できます。
注意事項
- 工具を傾斜させる前に、希望の研削ホイールエッジを選択する必要があります。
- 工具補正 FUNCTION CORRDATA TCS は、傾斜した加工中でも常に工具座標系で作用します。