別のコンピュータ上の LDAP データベース
用途
「リモートコンピュータ上のLDAP」機能で、ローカルの LDAP データベースの構成をコントローラと PC 間で転送できます。これにより、複数のコントローラで同じユーザーを使用できます。
関連項目
- コントローラで LDAP データベースを構成する
- Windows ドメインをユーザー管理にリンクさせる
条件
- ユーザー管理が有効
- ユーザー useradmin でログインしている
- 社内ネットワークに LDAP データベースが設定されている
- 既存の LDAP データベースのサーバー設定ファイルが、コントローラまたはネットワークの PC に保存されている
設定ファイルが PC に保存されている場合は、PC が作動中で、ネットワークにアクセスできる必要があります。
機能説明
機能ユーザー useradmin は、LDAP データベースのサーバー設定ファイルをエクスポートできます。
サーバー設定ファイルの準備
次のようにサーバー設定ファイルを準備します:
- 「ユーザー管理」ウィンドウを開く
- 「LDAPユーザーデータベース」を選択します
- LDAP ユーザーデータベースを編集するために、グレーアウトされたエリアが使用可能になります。
- 「ローカルLDAPデータベース」を選択します
- 「サーバー設定 をエクスポート」を選択します
- ウィンドウ「LDAP設定ファイルのエクスポート」が開きます。
- サーバー設定ファイル用の名前を名前フィールドに入力します
- 希望のフォルダにファイルを保存します
- サーバー設定ファイルがエクスポートされます。
「リモートコンピュータ上のLDAP」を設定する
次のように「リモートコンピュータ上のLDAP」を設定します:
- 「ユーザー管理」ウィンドウを開く
- 「LDAPユーザーデータベース」を選択します
- LDAP ユーザーデータベースを編集するために、グレーアウトされたエリアが使用可能になります。
- 「リモートコンピュータ上のLDAP」を選択します
- 「サーバー設定 をインポート」を選択します
- ウィンドウ「LDAP設定ファイルのインポート」が開きます。
- 既存の設定ファイルを選択します
- 「開く」を選択します
- 「適用」を選択します
- 設定ファイルがインポートされます。