別の面の円経路

用途

有効な加工面にない円経路をプログラミングすることも可能です。

機能説明

別の面にある円経路は、加工面の軸と工具軸を使用してプログラミングします。

フライス盤の軸の名称

別の面にある円経路は次の機能を使ってプログラミングできます:

  • C
  • CR
  • CT
 
Tip

別の面にある円経路に C 機能を使用するときは、先に加工面の軸と工具軸を使用して、円中心点 CC を定義する必要があります。

この円経路を回転させると、3D 円ができます。3D 円の加工時は 3 つの軸で移動します。

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

3 TOOL CALL 1 Z S4000

4 ...

5 L X+45 Y+25 Z+25 RR F200 M3

6 CC X+25 Z+25

7 C X+45 Z+25 DR+