Qパラメータリスト」ウィンドウ

用途

Qパラメータリスト」ウィンドウでは、すべての変数の値を点検し、必要に応じて編集できます。

機能説明

次の操作モードで、「Qパラメータリスト」ウィンドウを「Q情報」ボタンで開きます:

  • エディタ
  • 手動
  • プログラム実行

操作モード「手動」では、Q キーでもウィンドウを開くことができます。

Qパラメータリスト」ウィンドウと Q パラメータの値

Qパラメータリスト」ウィンドウには以下のエリアが表示されます。

1

変数の種類

表示する変数の種類を選択できます (Q パラメータなど)。

2

検索

デフォルトでは、すべての列で検索されます。「グローバル検索」スイッチを無効にすると、現在選択されている列でのみ検索されます。

Qパラメータリスト」ウィンドウを開いた後、文字を入力して、すぐに検索を開始できます。

3

内容

変数の種類に応じて、次の情報が表示されます:

  • 変数の種類
  • 番号または名前
  • 」列のセルの背景が白色の場合、値を編集できます。

  • 説明
  • ハイデンハインによって事前定義されたテキスト、機械メーカーによって定義されたテキスト、またはオペレータによって入力されたテキスト

  • 説明テキストのオプション

説明テキストのオプション

ホールドジェスチャーまたは右クリックを使用すると、説明テキストで次のオプションが提供されます:

  • デフォルト設定
  • ハイデンハインによって事前定義された説明テキストが表示されます。

  • 機械メーカー構成
  • 機械メーカーによって定義された言語に依存する説明テキストが表示されます。

  • この選択は、機械メーカーがこの変数に関して説明テキストを保存した場合にのみ使用できます。

  • 編集
  • 入力フィールドが開き、説明テキストを入力することができます。

  • ダブルタップまたはダブルクリックで入力フィールドを有効にすることもできます。

機械メーカーが説明テキストを保存した場合、「機械メーカー構成」がデフォルトで表示されます。

別のオプションを選択するまで、選択したテキストが表示されます。

アイコン

Qパラメータリスト」ウィンドウには次のアイコンがあります:

アイコン

意味

機械メーカーの説明テキストが選択されている

ユーザー定義の説明テキストが選択されている

注意事項

  • +-*/() キーを使って、数の入力フィールド内で計算できます。
  • NC プログラムの処理中に「Qパラメータリスト」ウィンドウで変数を変更することはできません。プログラムランの中断中またはキャンセル後にのみ変更できます。
  • NC ブロックが「単一ブロック」モードで完全に処理された後などに必要な状態が示されます。

  • TNC バーのステータス一覧

  • 以下の Q および QS パラメータは、「Qパラメータリスト」ウィンドウで編集できません。
    • 変数範囲 100~199。コントローラの特殊機能と競合するおそれがあります
    • 変数範囲 1200~1399。機械メーカー固有の機能と競合するおそれがあります
  • 別の説明テキストを選択または入力すると、以前のユーザー定義の説明テキストは保存されません。