基本事項

用途

DIN 66025/ISO 6983 規格は、全般的な NC 構文を定義しています。

ISO 例

TNC7 では、サポートされている ISO 構文要素を使用して NC プログラムをプログラミングおよび処理できます。

機能説明

TNC7 には、ISO プログラムと組み合わせた場合に、次のオプションがあります:

ISO プログラムの内容

ISO プログラムは次のように構成されています:

ISO 構文

関数

I

ファイルタイプ

拡張子 *.i を使用して、ISO プログラムを定義します。

%NAME G71

プログラム開始とプログラム終了

G71

単位 mm

G70

単位 inch

N10

N20

N30

...

NC ブロック番号

オプションの機械パラメータ blockIncrement (No. 105409) でブロック番号間のステップ幅を定義します。

N99999999

プログラム終了用の NC ブロック番号

この NC ブロック番号がないと、NC プログラムは不完全です。

ファイル内で NC ブロック番号が自動的に補足および更新されます。作業エリア「プログラム」は、定義したステップ幅を考慮せずに、連続する番号のみを表示します。

G01 X+0 Y+0 ...

NC 機能

NC プログラムの内容

NC ブロックの内容

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

N110 G01 G90 X+10 Y+0 G41 F3000 M3

NC ブロックには以下の構文要素が含まれます:

ISO 構文

関数

G01

構文のオープナー

G90

絶対入力またはインクリメンタル入力

絶対入力およびインクリメンタル入力

X+10 Y+0

G41

工具半径補正

工具半径補正

F3000

送り速度

送り速度

M3

追加機能

追加機能

ISO 例

サンプルタスク 1338459

サンプルソリューション 1338459

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

% 1339889 G71

N10 G30 G17 X+0 Y+0 Z-40

:ブランク定義

N20 G31 X+100 Y+100 Z+0

:ブランク定義

N30 T16 G17 S6500

:工具呼出し

N40 G00 G90 Z+250 G40 M3

:工具軸での安全な位置

N50 G00 X-20 Y-20

:加工面でのプリポジショニング

N60 G00 Z+5

:工具軸でのプリポジショニング

N70 G01 Z-5 F3000 M8

:加工深さへの切込み

N80 G01 X+5 Y+5 G41 F700

:最初の輪郭点

N90 G26 R8

:接近機能

N100 G01 Y+95

:直線

N110 G01 X+95

N120 G24 R10

:面取り

N130 G01 Y+5

N140 G24 R20

N150 G01 X+5

N160 G27 R8

:退避機能

N170 G01 X-20 Y-20 G40 F1000

:加工面での安全な位置

N180 G00 Z+250

:工具軸での安全な位置

N190 T6 G17 S6500

:工具呼出し

N200 G00 G90 Z+250 G40 M3

N210 G00 X+50 Y+50 M8

N220 CYCL DEF 254 CIRCULAR SLOT ~

Q215=+0

;MACHINING OPERATION ~

Q219=+15

;SLOT WIDTH ~

Q368=+0.1

;ALLOWANCE FOR SIDE ~

Q375=+60

;PITCH CIRCLE DIAMETR ~

Q367=+0

;REF. SLOT POSITION ~

Q216=+50

;CENTER IN 1ST AXIS ~

Q217=+50

;CENTER IN 2ND AXIS ~

Q376=+45

;STARTING ANGLE ~

Q248=+225

;ANGULAR LENGTH ~

Q378=+0

;STEPPING ANGLE ~

Q377=+1

;NR OF REPETITIONS ~

Q207=+500

;FEED RATE MILLING ~

Q351=+1

;CLIMB OR UP-CUT ~

Q201=-5

;DEPTH ~

Q202=+5

;PLUNGING DEPTH ~

Q369=+0.1

;ALLOWANCE FOR FLOOR ~

Q206=+150

;FEED RATE FOR PLNGNG ~

Q338=+5

;INFEED FOR FINISHING ~

Q200=+2

;SET-UP CLEARANCE ~

Q203=+0

;SURFACE COORDINATE ~

Q204=+50

;2ND SET-UP CLEARANCE ~

Q366=+2

;PLUNGE ~

Q385=+500

;FINISHING FEED RATE ~

Q439=+0

;FEED RATE REFERENCE

N230 G79

:サイクル呼出し

N240 G00 Z+250 M30

N99999999 % 1339889 G71

注意事項