タッチプローブ監視を抑制する

用途

ワークタッチプローブを移動させるときにワークに近づきすぎると、誤ってワークタッチプローブの向きを逸らしてしまう可能性があります。監視された状態では、向きが逸れたワークタッチプローブを退避させることはできません。タッチプローブ監視を抑制することによって、向きが逸れたワークタッチプローブを退避させることができます。

機能説明

プローブから安定した信号が得られない場合、「タッチプローブ監視を阻止」ボタンが表示されます。

タッチプローブ監視がオフになっている間、エラーメッセージ「タッチプローブ監視が 30 秒間無効になります」が出力されます。このエラーメッセージは 30 秒間だけ有効です。

タッチプローブ監視を無効にする

次のようにタッチプローブ監視を無効にします:

    1. 操作モード「手動」を選択します

    1. タッチプローブ監視を阻止」を選択します
    2. コントローラは、タッチプローブ監視を 30 秒間無効にします。

    1. 必要に応じて、プローブから安定した信号を受信できるようにタッチプローブを移動させます

    注意事項

     
    注意事項
    衝突の危険に注意!
    タッチプローブ監視が無効になっている場合、衝突点検は行われません。タッチプローブが安全に移動できるかご自身で確認する必要があります。不適切な移動方向を選択すると、衝突のおそれがあります。
    1. 手動モードでは軸を慎重に移動してください

    30 秒以内にプローブが安定した信号を送信すると、タッチプローブ監視は 30 秒が経過する前に自動的に有効になり、エラーメッセージが削除されます。