新機能および変更された機能

利用可能なドキュメント

 
Manual

新規および変更されたソフトウェア機能の概要

追加ドキュメント「ソフトウェアの新機能と変更された機能の概要」には、このソフトウェアバージョンおよび以前のソフトウェアバージョンのユーザーに関連する新機能と変更された機能がすべて含まれています。

ID:1373081-xx

このドキュメントは、ハイデンハインのホームページから無料でダウンロードできます。

TNCguide

新機能

補間スピンドル (#96 / #7-04-1)

テーマ

説明

ソフトウェアオプション Adv. Spindle Interpol. (#96 / #7-04-1)

FUNCTION SHAPING による輪郭平削り加工機能が追加されました。

FUNCTION SHAPING (#96 / #7-04-1) による輪郭平削り加工

FUNCTION TURNDATA CORR」機能は、ソフトウェアオプション「Adv. Spindle Interpol. (#96 / #7-04-1)」でも使用できます。

旋削工具表は、ソフトウェアオプション「Adv. Spindle Interpol. (#96 / #7-04-1)」でも使用できます。

製品について

テーマ

説明

ウィンドウの位置の保存

位置の保存」アイコンで、次回ウィンドウを開くときのために位置を記録しておくか選択します。

入力時に数値を計算する

+-*/() キーを使って、数の入力フィールドと表のセル内で計算できます。

メモリ不足に関する警告

コントローラには少なくとも 16 GB のメモリが必要です。そうでない場合は、警告が表示されます。

ステータス表示

テーマ

説明

作業エリア「状態

作業エリア「状態」の「PROCMON」タブには、操作モード「プログラム実行」でのプロセス監視 (#168 / #5-01-1) の情報が表示されます。NC プログラムのプロセス監視が設定されると、現在の加工の簡潔な概要が表示されます。

「PROCMON (#168 / #5-01-1)」タブ

作業エリア「状態」の「PGM」タブ、「部品カウンター」エリアで「カウンター設定」ウィンドウを開くことができます。このウィンドウでは、現在のカウンタ状態とカウンタの目標値を入力できます。

「PGM」タブ

作業エリア「状態」の「QPARA」タブに、「変数」エリアが追加されました。このエリアに値を表示する名称パラメータを定義します。

「QPARA」タブ

プログラミングの基本事項

テーマ

説明

NC機能を挿入」ウィンドウ

NC機能を挿入」ウィンドウでは、いくつかの NC 機能で、NC 機能の開始と終了を同時に NC プログラムに挿入できます (IFとEND IF など)。

NC プログラムで複数の NC ブロックをマークし、組み合わせた NC 機能を挿入すると、マークされたエリアの前後に適切な NC 機能が挿入されます。

ウィンドウNC機能を挿入

ブロックスキャン プログラム実行」ボタン

ブロックスキャン プログラム実行」ボタンでは、操作モード「プログラム実行」で現在のファイルが開き、現在選択している NC ブロックの「ブロックスキャン」ウィンドウが開きます。

ブロックスキャンによるプログラムへのアクセス

テクノロジー固有のプログラミング (#156 / #4-04-1)

テーマ

説明

FUNCTION MODE GRIND による円筒研削

FUNCTION MODE GRIND (#156 / #4-04-1)」機能では、円筒研削モードが有効になり、キネマティクスを選択できます。

フライス盤で円筒研削を使用すると、再クランプすることなく 1 台の機械で完全に加工できます。円筒研削を使うことにより、旋削加工の場合よりも高い精度と高品質の表面が実現されます。

FUNCTION MODE による加工モードの切替え

経路機能

テーマ

説明

直線 L を「現在位置を取り込む」でプログラミングする

現在位置を取り込む」キーで、定義されたすべての軸の実際位置を含む直線 L をプログラミングできます。選択した NC ブロックの後に直線 L が挿入されます。

直線 L

研削サイクル (#156 / #4-04-1)

テーマ

説明

サイクル 1011 DRESSING SIDE A/I (ISO:G1011) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、研削ホイールの正面または軸側をドレッシングします。

ドレッシングプロセスと、コントローラがドレッシングを行うサイクル呼出し数を定義します。このサイクルは、ドレッシングモード FUNCTION MODE DRESS でのみ使用できます。

サイクル 1011 DRESSING SIDE A/I (#156 / #4-04-1)

サイクル 1012 DRESSING D AND A/I (ISO:G1012) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、研削ホイールの正面または軸側および直径をドレッシングします。

ドレッシングプロセスと、コントローラがドレッシングを行うサイクル呼出し数を定義します。このサイクルは、ドレッシングモード FUNCTION MODE DRESS でのみ使用できます。

サイクル 1012 DRESSING D AND A/I (#156 / #4-04-1)

サイクル 1041 LONG STROKE DEF. (ISO:G1041) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、始点と輪郭に沿った往復動作を定義します。

加工する輪郭は、使用する研削工具の刃よりも長くなければなりません。

サイクル 1051 STEP.CYLIND.GRIND と組み合わせて、直径、肩面、平面の輪郭を加工できます。

サイクル 1041 LONG STROKE DEF. (#156 / #4-04-1)

サイクル 1042 SHORT STROKE DEF. (ISO:G1042) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、始点と円筒に沿った往復動作を定義します。

加工する輪郭は、使用する研削工具の刃よりも短いか、または最小限だけ長くなければなりません。

サイクル 1053 CONTINOUS CYLIND.GRIND. と組み合わせて、直径、肩面、平面の輪郭を加工できます。

サイクル 1042 SHORT STROKE DEF. (#156 / #4-04-1)

サイクル 1051 STEP.CYLIND.GRIND (ISO:G1051) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、円筒研削加工の切込み動作を定義し、加工を開始します。

加工には直線往復動作と切込み動作が含まれます。サイクル 1051 STEP.CYLIND.GRIND は、往復動作の折り返し点へ段階的に切り込みます。

サイクル 1051 STEP.CYLIND.GRIND (#156 / #4-04-1)

サイクル 1053 CONTINOUS CYLIND.GRIND. (ISO:G1053) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、円筒研削加工の切込み動作を定義し、加工を開始します。

加工には往復動作と連続切込みステップが含まれます。これは、往復動作の間、切込みが均一に中断されることなく行われることを意味します。

サイクル 1053 CONTINOUS CYLIND.GRIND. (#156 / #4-04-1)

サイクル 1040 END CYLIND.GRINDING (ISO:G1040) (#156 / #4-04-1)

このサイクルでは、円筒研削サイクルで定義した次の設定をリセットします:

  • 往復動作と切込み動作
  • 歳差角
  • エンコーダおよび固体伝搬音センサー

このサイクルでは、傾斜した軸を初期位置にし、自動的に安全位置に戻すことができます。

サイクル 1040 END CYLIND.GRINDING (#156 / #4-04-1)

プログラミング手法

テーマ

説明

制御構造 (IFELSE など)

制御構造をプログラムするための NC 機能があります。

以下の NC 機能が提供されます:

  • ケースの区別 IFELSE IFELSE
  • プログラムループ FORWHILE
  • プログラムループ BREAKCONTINUE の高度な制御

制御構造を使用すると、NC プログラムをより明確かつ構造化してプログラミングできます。NC ブロックが制御構造内に挿入されます。これにより、制御構造の開始位置と終了位置をすぐに確認できます。

制御構造

ファイル

テーマ

説明

ナビゲーションパス

ファイルマネージャでは、最大 20 の以前のパスの履歴を開くことができます。

ファイル管理のエリア

現在のナビゲーションパスを編集することができます。

ユーザー定義のフィルター

ファイルマネージャでは、任意のファイルタイプに対してユーザー定義のフィルターを作成できます。フィルターは上書きするまで保存されたままになります。

ユーザー定義のフィルターの作成または変更

作業エリア「ファイルを開く

作業エリア「ファイルを開く」を操作モード「エディタ」で開き、表のみを選択している場合、「シミュレーションで使用」ボタンが表示されます。

「シミュレーション設定」ウィンドウ

作業エリア「ファイルを開く」ではファイルプレビューを表示または非表示にできます。

作業エリア「ファイルを開く」

テキストエディタ

テーマ

説明

作業エリア「テキストエディタ

作業エリア「テキストエディタ」に編集機能が追加されました (タブなど)。

作業エリアテキストエディタ

作業エリア「テキストエディタ」には、タブをスペースに替えるなどの NCエディタ設定があります。

作業エリア「テキストエディタ」では、任意のファイルタイプを開き、編集することができます。

衝突監視

テーマ

説明

Set up fixtures (#140 / #5-03-2)

単位 inch が有効な場合、「Set up fixtures」機能内で値を mm から inch に変換します。

詳細チェック

詳細チェック」機能に、「ワークピースとマシンの衝突」点検が追加されました。

ワークと機械 (スピンドルなど) 間で衝突が発生した場合、警告が表示されます。 工具とワーククランプは考慮されません。

シミュレーションでの詳細チェック

監視 (#168 / #5-01-1)

テーマ

説明

プロセス監視 (#168 / #5-01-1)

フィルタ」列では、監視した加工を日付やステータスなどで絞り込むことができます。

作業エリア「プロセス監視」の範囲

フォーム」列では、設定や監視タスクを行うことができます。内容とオプションはアクティブな表モードによって異なります。

「フォーム」列での設定

作業エリア「プロセス監視」の表には、2 つのモード「セットアップテーブル」と「ランタイムテーブル」があります。アイコンを使用してモードを切り替えることができます。

セットアップテーブル」では、NC プログラムのすべての監視セクションおよび定義した監視タスクを確認することができます。

ランタイムテーブル」ではさらに、監視した加工および情報を確認することができます。

プロセス監視には、監視タスク Feed per tooth — Display が含まれます。

監視タスクの一覧

MinMaxTolerance」、「Standard deviation」、「絶対偏差」方式が「Tunnel」方式と組み合わされました。それまでの方式は、パラメータ設定オプションとして引き続き使用できます。

Tunnel

複数軸の加工

テーマ

説明

FUNCTION SHAPING (#96 / #7-04-1) による輪郭平削り加工

輪郭平削り加工を使用すると、例えば表面品質の高いシール面が生成できます。FUNCTION SHAPING 機能がアクティブな場合、移動動作中に工具が自動的に輪郭へ追従移動します。この自動追従移動により、FUNCTION SHAPING を使用して彫刻加工、ギロシェ加工、角度面取り加工を行うこともできます。

FUNCTION SHAPING (#96 / #7-04-1) による輪郭平削り加工

CYLINDER SURFACE (#8 / #1-01-1) による円筒表面加工

NC 機能 CYLINDER SURFACE では、円筒表面をさまざまな NC 機能で加工することができます (OCM サイクル (#167 / #1-02-1)ポケット加工サイクル、経路機能など)。

CYLINDER SURFACE (#8 / #1-01-1) による円筒表面加工

変数プログラミング

テーマ

説明

変数名称パラメータ

変数の種類として、名称パラメータがあります。

名称パラメータの変数名は、ユーザーが定義した名称と 2 つの中括弧で構成されます ({DEPTH_1} など)。

名称パラメータには、数値と英数字の値を割り当てることができます。

変数:Q、QL、QR、QS、名称パラメータ

フォーマット文字列

フォーマット文字列を定義するために、QS パラメータおよび名称パラメータでは構文要素 FMT が使用できます。フォーマット文字列を使用すると、数値を変換したり文字列を結合したりする必要がなくなります。

次の NC 機能では、フォーマットされた文字列パラメータを使用できます:

  • 文字列式
  • SQL SELECT
  • FUNCTION REPORT 内の TEXT

フォーマット文字列

Qパラメータリスト」ウィンドウ

機械メーカーは、変数に対して言語依存の説明テキストを定義できます。「Qパラメータリスト」ウィンドウで、標準の説明テキストか機械メーカーのテキストを選ぶか、説明テキストを入力することができます。

「Qパラメータリスト」ウィンドウ

FN 18: SYSREAD (ISO:D18)

FN 18: SYSREAD (ISO:D18) の機能が拡張されました。

  • FN 18: SYSREAD (D18) ID71 NR20:ドレッシングのための加工情報 (#156 / #4-04-1)
    • IDX17:ドレッシングするホイール側
    • IDX18:研削工具タイプ
    • IDX19:アクティブなドレッシングサイクルの番号
  • FN 18: SYSREAD (D18) ID720 NR0 IDX1:研削加工での往復動作ステータス (#156 / #4-04-1)

作業エリア「輪郭のグラフィック

テーマ

説明

自動描画

操作モード「エディタ」で「自動描画」スイッチが表示されます。

いずれかの NC ブロックを選択し、このスイッチを有効にすると、作業エリア「輪郭のグラフィック」に次にプログラミングされた輪郭が描画されます。

複数の NC ブロックをマークしてスイッチを有効にすると、マークされた NC ブロックの輪郭が描画されます。

自動描画

CAD Viewer で CAD ファイルを開く

テーマ

説明

回転

CAD Viewer の矢印アイコンに、回転モードが追加されました。回転モードは、デフォルトでは有効になっており、完全なタッチ操作を可能にします。

スクリーンレイアウト

出力オプション

CAD Viewer に、「コメントをNC出力ファイルに書き込むかどうかの設定。 」アイコンが追加されました。このアイコンで、CAD Viewer にブランク、ゼロ点、基準点の情報を NC プログラムに適用させるかどうか選択します。

ISO

テーマ

説明

NC 機能 G79|G00

最後にプログラミングされた加工サイクルが、G79|G00 を使用して NC ブロックで定義した位置で呼び出されます。定義された位置に早送りで移動します。 G79|G00 は、FMAX を指定したプレーンテキスト構文 CYCL CALL POS に相当します。

サイクル呼出し

構文検索

ISOエディタ」スイッチが有効な場合、同じ構文要素をさまざまな NC ブロックで検索できます。

操作ヘルプ

テーマ

説明

FUNCTION REPORT で通知を出力する

NC 機能 FUNCTION REPORT を使用して、プログラム制御の通知が出力されます。通知テキストを自分で定義できます。機械メーカーまたはサードパーティが通知を PO ファイルとして保存した場合は、これらの通知も出力することができます。

FUNCTION REPORT で通知を出力する

作業エリア「テキストエディタ」の「検索」列

作業エリア「テキストエディタ」には「検索」列が表示されます。検索は、作業エリア「プログラム」の場合と同様に機能します。

作業エリア「プログラム」および「テキストエディタ」の「検索」列

作業エリア「文書」のコンテキストメニュー

作業エリア「文書」には、コンテキストメニューとファイルタイプに応じた追加機能があります (開いたファイル内で戻るなど)。

作業エリア「文書」のコンテキストメニュー

NC ブロックを表示させる

非表示の NC ブロックを「BACKSPACE」キーで表示させることができます。

NC ブロックの非表示

電卓

電卓では、キーボードを使用して次の入力ができます:

  • P キーは PI に相当します
  • RETURN キーまたは ENT キーは = に相当します
  • DEL キーは DEL に相当します

電卓

現在位置を取り込む」キーにより、電卓で現在の軸位置を表示します。電卓で軸の現在の値を適用できます。

作業エリア「テキストエディタ」の「GOTO」機能

GOTO レコード」ボタンを使用して、作業エリア「テキストエディタ」でコントローラが選択する行番号を定義します。

GOTO 機能

作業エリア シミュレーション

テーマ

説明

ワークのオプション」列

操作モード「手動」および「プログラム実行」でも以下の機能が提供されます:

  • ワークのリセット
  • チップの除去

「ワークのオプション」列

シミュレーション設定」ウィンドウ

シミュレーション設定」ウィンドウは、操作モード「プログラム実行」および「手動」で使用できます。体積モデルを表示するかどうかを選択できます。

」エリアに「リセット」ボタンが表示されます。 リセット」ボタンにより、該当するプログラムランで有効になっている同じ表がシミュレーション用に選択されます。

「シミュレーション設定」ウィンドウ

シミュレーションがアクティブな場合のポップアップウィンドウ

別の NC プログラムのシミュレーションが実行中の場合、ツールバー上にこの NC プログラムの名前が表示されたウィンドウが表示されます。このウィンドウをダブルタップまたはダブルクリックすると、アクティブなタブから現在シミュレーションされている NC プログラムに切り替わります。

作業エリア シミュレーション

タッチプローブ

テーマ

説明

タッチプローブをセットアップ

設定」アプリケーションのメニュー項目「タッチプローブの概要」は、HEROS 機能「タッチプローブをセットアップ」に代わるものです。

メニュー項目「タッチプローブの概要」

TNCdiag を使ってタッチプローブを設定できます。

TNCdiag

操作モード「手動」のタッチプローブ機能

テーマ

説明

ワークのセットアップ (#159 / #1-07-1)

ワークのセットアップ」機能内で NC プログラムを選択できます。NC プログラムのブランク定義から 3D モデルが作成されます。

グラフィックサポートを使用してワークをセットアップする (#159 / #1-07-1)

単位 inch が有効な場合、「ワークのセットアップ」機能内で必要に応じて値を mm から inch に変換します。

誤差推定グラフの内容と表示が変更されました。誤差推定グラフは、各プローブポイントについて、プローブポイントが 3D モデルの目標位置からどれだけ離れているかを示します。すべての軸のステータスが緑になるまで、グラフのバーは透明になっています。

誤差推定グラフ

設定」アプリケーション

例えば不適切なプロービング点を繰り返すための「直近の測定を削除」ボタンがあります。

ワークのタッチプローブサイクル

テーマ

説明

サイクル 1403 RECTANGLE PROBING

このサイクルでは、長方形の中心と幅、長さを求めます。向かい合う 2 つのプロービング点でプロービングされます。

サイクル 1403 RECTANGLE PROBING

プログラムラン

テーマ

説明

自動プログラムスタート

自動プログラムスタート」機能で、NC プログラムを自動処理する時点を定義します。

自動プログラム開始

テーマ

説明

作業エリア「

作業エリア「」のヘッダーには、必要に応じて「ルール不一致」フィルターアイコンが表示されます。

CfgTableCellCheck (No. 141300) で定義された機械メーカーのルールに従っていない行のみが表示されます。

アイコンとショートカットキー

新規テーブルの作成」ウィンドウ

新規テーブルの作成」ウィンドウで単位 mm または inch を選択できます。

「新規テーブルの作成」ウィンドウ

電子ハンドホイール

テーマ

説明

操作パネルの内蔵ハンドホイール HR 180

コントローラは操作パネルの内蔵ハンドホイール HR 180 に対応しています。

概要

無線ハンドホイール

TNCdiag を使って無線ハンドホイールを設定できます。

TNCdiag

統合機能安全性 FS

テーマ

説明

F制限」スイッチ

F制限」スイッチが削除されました。

軸のテスト状態

設定」アプリケーションのメニュー項目「軸のステータス」で、個別またはすべての軸のテスト状態をリセットできます。

軸のテスト状態をリセットするには、「NC.ApproveFsAxis」権限が必要です。この権限は、ユーザー管理が有効な場合のみ使用できます。

メニュー項目「軸のステータス」

アプリケーション設定

テーマ

説明

メニュー項目 アナログ電圧オフセットの調整

メニュー項目「アナログ電圧オフセットの調整」では、接続されているすべてのアナログ軸について、軸が制御中であるか、また、現在の電圧オフセットが表示されます。軸が許可する場合は、電圧オフセットの値を変更できます。

メニュー項目「アナログ電圧オフセットの調整」

メニュー項目「SIK

SIK情報」エリアには、SIKSIK2 のどちらが装備されているか表示されます。

メニュー項目「SIK」

メニュー項目「DNC

ホストキーの指紋」機能が追加されました。「表示」ボタンにより、指紋のように唯一無二の ASCII グラフィックが表示されます。安全な接続を作成すると、この ASCII グラフィックをクライアントアプリケーション内のグラフィックと比較できます。これにより、正しいコントローラに接続していることを確認できます。

メニュー項目「DNC」

OPC UA NC Server (#56-61 / #3-02-1*)

SIK2 による制御では、6 ではなく最大 10 の OPC UA 接続が可能です。

OPC UA NC サーバー (#56-61 / #3-02-1*)

機械メーカーは、ユーザー名とパスワードによるログインを許可できます (ユーザー認証でのログインをサポートしていないクライアントアプリケーションの場合など)。

ログイン方法

設定」アプリケーションのメニュー項目「OPC UA」に、現在のユーザーがログインできる方法が表示されます。

メニュー項目 OPC UA (#56-61 / #3-02-1*)

クライアントアプリケーションは、OPC UA と「NC.RemoteOperator」ロールでカウンタ状態を変更できます。

FUNCTION COUNT を使用してカウンタを定義する

機械パラメータ

テーマ

説明

設定エディタ

構成」ウィンドウに、「ツリービューで表示」スイッチが追加されました。このスイッチを使用すると、構造ビューではなくツリービューで機械パラメータを表示できます。

「構成」ウィンドウ

番号に進む」スイッチが追加されました。これにより、機械パラメータの番号を入力し、このパラメータに直接移動することができます。

機械パラメータ

設定エディタでは、ショートカットキー CTRL + N でオブジェクトを挿入できます。

設定エディタの表ビューが有効になっている場合、「列の幅を変更」アイコンを使って、有効な列の幅を変更できます。

旋回方法 SYM (SEQ)

オプションの機械パラメータ prohibitSEQ (No. 201209) を使用し、機械メーカーは選択オプションとして SYM のみを提供するか、SEQ も提供するか定義できます。

コンポーネント監視 (#155 / #5-02-1) の反応

機械パラメータ enforcedReactions (No. 129403) を使用して、実行するコンポーネント監視の反応を定義します。デフォルトではすべての反応が実行されます。

この機械パラメータは、以前の機械パラメータの enforceReaction (No. 129401) および showWarning (No. 129402) に代わるものです。

プロセス監視 (#168 / #5-01-1)

オプションの機械パラメータ autoExportType (No. 141602) を使用して、記録を自動的にエクスポートするファイルタイプを定義します。

ダイアログ言語

ダイアログ言語として日本語が表示されます。機械パラメータ ncLanguage (No. 101301) および plcDialogLanguage (No. 101302) を使用して、必要なダイアログ言語を選択します。

オプションの機械パラメータ noRebootDialog (No. 101306) を使用して、ダイアログ言語を変更した後に再起動メッセージを表示するかどうかを定義します。

オーバーライドコントローラ

機械メーカーはオプションの機械パラメータ ocColourScheme (No. 103413) で、オーバーライドコントローラの他の配色を定義します。

ユーザー管理

テーマ

説明

権限

HEROS.NormalUser」ロールには「HEROS.MountUSBDevices」権限が含まれています。USB デバイスをコントローラに接続するには、この権限が必要です。

ユーザー管理のロールと権限

NC.OpmodeSingleStep」権限が付与されます。これにより NC プログラム単一ブロックモードで処理することができます。

NC.OpcUaPwAuth」権限が付与されます。この権限により、ユーザー名とパスワードを使って OPC UA NC Server にログインできます (#56-61 / #3-02-1*)

NC.OpcUaPwAuthOnlyMachineNet」権限が付与されます。この権限により、ユーザー名とパスワードを使って、ネットワークインターフェース eth1 を介して OPC UA NC Server にログインできます (#56-61 / #3-02-1*)

機械パラメータ

機械メーカーは、ユーザー管理が有効な場合にどの機械パラメータをユーザーに応じて保存するかを定義します。これらの機械パラメータは、例えばコントローラを再起動することなく、いつでも変更できます。

ボタン

ユーザー管理が有効の場合、「起動/ログイン」アプリケーションで「画面ロック」、「ユーザー切替」、「ユーザーログアウト」ボタンが表示されます。

ユーザー管理でのログイン

機械メーカーの機能ユーザー

ハイデンハインは、機械メーカーが有効化できる oemreadonly および oemautomation 機能ユーザー向けのテンプレートを提供しています。これらの機能ユーザーは、サードパーティシステムをセットアップおよび操作するために使用できます (ロボットなど)。

機械のマニュアルを参照してください。

ユーザー管理

オペレーティングシステム HEROS

テーマ

説明

HEROS メニュー

HEROS ツール Hostkey が追加されました。これにより、指紋のように唯一無二の ASCII グラフィックが表示されます。安全な接続を作成すると、この ASCII グラフィックをクライアントアプリケーション内のグラフィックと比較できます。これにより、正しいコントローラに接続していることを確認できます。

アクセサリ

テーマ

説明

ITC

ITC では、Batch Process Manager BPM (#154 / #2-05-1) によりパレット表を編集できます。

ハンドホイール

ハンドホイールアダプター HRA 180 と内蔵ハンドホイール HR 180 は、製品 HRA 110HR 150 に代わるものです。

変更および拡張された機能

ステータス表示

テーマ

説明

作業エリア「状態

作業エリア「状態」の「MON」タブが「COMPMON」に名称変更されました (#155 / #5-02-1)

機械メーカーは、作業エリア「状態」の「COMPMON」タブでどの項目を表示するか定義します (#155 / #5-02-1)

「COMPMON (#155 / #5-02-1)」タブ

サイクル 32 TOLERANCE の値が動的衝突監視 DCM (#40 / #5-03-1) によって制限されている場合、作業エリア「状態」の「CYC」タブで、テキスト「DCM制限」が該当値の後ろに表示されます。

「CYC」タブ

軸名の表示

軸の名前に 2 文字以上が含まれている場合、オレンジ色の背景の幅が調整されます。

TNC バーのステータス一覧におけるプログラムラン時間

TNC バーが折りたたまれている場合、プログラムラン時間が単位記号 ms または hm で表示されます。

プログラミングの基本事項

テーマ

説明

同じ構文要素を使用してエリアをマークする

編集中に SHIFT + UP または SHIFT + DOWN を押すと、同じ構文要素の次の NC ブロックにジャンプします。その際、2 つの NC ブロックとそれらの間のエリアがマークされます。

同じ構文要素をさまざまな NC ブロックで検索する

テキストエディタモード

テキストモードのオートコンプリート」機能ではさらに、選択ダイアログで工具などを選択できます。

テキストモード

右矢印キーと左矢印キーを使用して、自動補完の選択メニューから構文要素を NC プログラムに適用できます。

テクノロジー固有のプログラミング (#156 / #4-04-1)

テーマ

説明

研削工具のドレッシング

割り当てられた工具キャリアキネマティクスを使用して研削工具をドレッシングできます。

工具

テーマ

説明

工具事前選択 TOOL DEF

NC 機能 TOOL DEF 内で LR をプログラミングすることはできなくなりました。処理中にエラーメッセージが表示されます。

TOOL DEF による工具事前選択

輪郭および点の定義

テーマ

説明

PATTERN DEF

NC 機能 PATTERN DEF の選択オプションに適したアイコンが表示されます。

パターン定義 PATTERN DEF

ポイントファイル *.hp のサポート

拡張子 *.hp のポイントファイルのサポートは終了しました。

ソフトウェアバージョン 18 までは、拡張子 *.hp のポイントファイルを変換していました。処理時に、拡張子 *.hp.pnt.dep のファイルが自動的に作成されました。このファイルはソフトウェアバージョン 19 でも使用できます。

フライス加工とドリル加工のサイクル

テーマ

説明

サイクル 24 SIDE FINISHING (ISO:G124 )

側面の仕上加工許容値 Q14 と仕上加工工具半径の合計が、側面の仕上加工許容値 Q3 と粗加工工具半径の合計よりも小さい場合、エラーメッセージが表示されなくなります。

これにより、粗加工工具よりも最小限だけ大きい工具で仕上げることができます。

サイクル 24 SIDE FINISHING

サイクル 32 TOLERANCE (ISO:G62)

サイクル 32 TOLERANCE にパラメータ T-FMAX が追加されました。このパラメータを使用して、早送り動作の公差を定義します。

サイクル 32 TOLERANCE

サイクル 224 DATAMATRIX CODE PATTERN (ISO:G224)

サイクル 224 DATAMATRIX CODE PATTERN に次のパラメータが追加されました:

  • Q661 SYMBOL SIZE:パターンの行と列の数
  • Q367 CODE POSITION:パターンを基準にした始点の位置

サイクル 224 DATAMATRIX CODE PATTERN

サイクル 225 ENGRAVING (ISO:G225)

サイクル 225 ENGRAVING に特殊文字 °© が追加されました。

サイクル 225 ENGRAVING

サイクル 274 OCM FINISHING SIDE (ISO:G274) (#167 / #1-02-1)

サイクル 274 OCM FINISHING SIDE の動作が変更されました:

  • Q338=0 INFEED FOR FINISHING で、最小限の切込み深さで仕上加工されます。例えば輪郭に高さの異なる複数のアイランドが含まれている場合、各高さを個別に処理するのではなく、可能な限り低い高さから処理を開始します。
  • つまり、切込みが少なくなり、加工時間を短縮できます。

  • 側面の仕上加工許容値 Q14 と仕上加工工具半径の合計が、側面の仕上加工許容値 Q3 と粗加工工具半径の合計よりも小さい場合、エラーメッセージが表示されなくなります。
  • これにより、粗加工工具よりも最小限だけ大きい工具で仕上げることができます。

サイクル 274 OCM FINISHING SIDE (#167 / #1-02-1)

サイクル 277 OCM CHAMFERING (ISO:G277) (#167 / #1-02-1)

サイクル 277 OCM CHAMFERING にパラメータ Q240 NUMBER OF CUTS が追加されました。このパラメータを使用すると、複数の切削での面取りをプログラミングできます。各切削中、工具先端の深さは同じままで、横方向に切り込みます。すべての切削にわたって一定のチップ断面が達成されるように、切削が均等に分割されます。

サイクル 277 OCM CHAMFERING (#167 / #1-02-1)

OCM切削データ計算機 (#167 / #1-02-1)

OCM切削データ計算機の材料データベースに、米国式名称のスチールが追加されました。

OCM 切削データ計算機 (#167 / #1-02-1)

研削サイクル (#156 / #4-04-1)

テーマ

説明

サイクル 1000 DEFINE RECIP.STROKE (ISO:G1000) (#156 / #4-04-1)

サイクル 1000 DEFINE RECIP.STROKE に次のパラメータが追加されました:

  • Q1003 RECIPROCATING STROKE:このパラメータで、往復ストロークが作用する座標系を定義します。入力座標系 I-CS または工具座標系 T-CS を選択できます。
  • Q1060 X COMPONENT:往復ストロークを定義するための方向ベクトルの X コンポーネント
  • Q1061 Y COMPONENT:往復ストロークを定義するための方向ベクトルの Y コンポーネント
  • Q1062 Z COMPONENT:往復ストロークを定義するための方向ベクトルの Z コンポーネント

サイクル 1000 DEFINE RECIP.STROKE (#156 / #4-04-1)

サイクル 1010 DRESSING DIAMETER (ISO:G1010) (#156 / #4-04-1) および

サイクル 1016 DRESSING OF CUP WHEEL (ISO:G1016) (#156 / #4-04-1)

サイクル 1010 DRESSING DIAMETER および 1016 DRESSING OF CUP WHEEL に、パラメータ Q253 F PRE-POSITIONING が追加されました。

このパラメータで、接近、退避、後退動作時の工具の移動速度を定義できます。

サイクル 1010 DRESSING DIAMETER (#156 / #4-04-1)

サイクル 1015 PROFILE DRESSING (ISO:G1015) (#156 / #4-04-1)

サイクル 1015 PROFILE DRESSING に次のパラメータが追加されました:

  • Q1006 GRINDING WHEEL FACE:このパラメータで、正面または軸側をドレッシングするか選択します。
  • Q253 F PRE-POSITIONING:このパラメータで、接近、退避、後退動作時の工具の移動速度を定義できます。

サイクル 1015 PROFILE DRESSING (#156 / #4-04-1)

サイクル 1017 DRESSING WITH DRESSING ROLL (ISO:G1017) (#156 / #4-04-1)

サイクル 1017 DRESSING WITH DRESSING ROLL にパラメータ Q1028 OVERLAP が追加されました。

ドレッシングロールの幅が研削ホイールの幅よりも大きい場合は、オーバーラップをプログラミングできます。これは、ドレッシングロールの全幅を使用することを意味します。

サイクル 1017 DRESSING WITH DRESSING ROLL (#156 / #4-04-1)

プログラミング手法

テーマ

説明

NC モジュール

最大 2000 個の連続した NC ブロックを 1 つの NC モジュールとして保存できます。

再使用のための NC モジュール

NC モジュールのサブフォルダにユーザー定義のフォルダアイコンを設定できます。

CALL LBL

CALL LBL の選択メニューでは、ラベルの番号または名前に加えてコメントが表示されます。

補正

テーマ

説明

FUNCTION TURNDATA CORR

FUNCTION TURNDATA CORR」機能は、ソフトウェアオプション「Adv. Spindle Interpol. (#96 / #7-04-1)」で使用できます。

FUNCTION TURNDATA CORR-WPL」機能内で、構文要素 DXL-DIAM: を使用して、X 方向のデルタ値を直径値として定義できます。

旋削工具を FUNCTION TURNDATA CORR で補正する (#50 / #4-03-1)

ファイル

テーマ

説明

機能 TAB/PGMを更新

文字コードが UTF-8 の表のみをサポートしています。「TAB/PGMを更新」機能を使って、必要に応じて文字コードを UTF-8 に変更します。

ファイルの適合

ファイル情報の順序

日付、時刻、ファイルサイズの順序でファイル情報が表示されます。

ファイル管理のエリア

作業エリア 新しいテーブルのクイック選択

アクティブなシミュレーションテーブル」エリアでは、「シミュレーション設定」ウィンドウで選択した工具表をタブとして操作モード「テーブル」で開くことができます。

作業エリア「新しいテーブルのクイック選択」

テキストエディタ

テーマ

説明

作業エリア「テキストエディタ

ENT キーで作業エリア「テキストエディタ」に改行を挿入できます。

作業エリアテキストエディタ

外部ファイルの変更に関する注意事項

現在開いているファイルが別のエディタによって変更された場合、ファイルの内容が更新され、注意事項が表示されます。

衝突監視

テーマ

説明

Set up fixtures (#140 / #5-03-2)

誤差推定グラフの内容と表示が変更されました。誤差推定グラフは、各プローブポイントについて、プローブポイントが 3D モデルの目標位置からどれだけ離れているかを示します。すべての軸のステータスが緑になるまで、グラフのバーは透明になっています。

誤差推定グラフ

クランプの組み合わせ

組み合わせたクランプの個々のコンポーネントは、割り当てられた属性を保持します (色など)。

「新しいクランプ装置」ウィンドウでのクランプの組み合わせ

詳細チェック

ワークの衝突」検査は、「ワークピースとツールの衝突」に名称変更されました。

シミュレーションでの詳細チェック

監視 (#168 / #5-01-1)

テーマ

説明

プロセス監視 (#168 / #5-01-1)

デフォルトでは 6 つの監視タスクが表示されます。

監視タスクの一覧

プロセス監視は、提案の形で注意事項を表示します (「NCプログラムのすべてのレコードを削除することを検討してください」など)。

作業エリア「プロセス監視」の範囲

信号表示」アイコンで、プログラムラン中に信号履歴と結果値を切り替えることができます。

プロセスデータを保存するためのオプションが追加されました。

選択「Interval: Record each nth operation and critical operations」では、例えばそれぞれ 4 番目の加工またはプロセス障害のある加工のプロセスデータのみが記録されます。

プロセス監視がアクティブなときに、プログラムランを監視セクション内で中断すると、この監視セクションに対してのみプロセス監視が非アクティブになります。次の監視セクションでは、プロセス監視が再びアクティブになります。

変数プログラミング

テーマ

説明

Qパラメータリスト」ウィンドウ

グローバル検索」スイッチで、「Qパラメータリスト」ウィンドウのすべての列を検索するか、現在選択している列のみを検索するか選択できます。

「Qパラメータリスト」ウィンドウ

FN 18: SYSREAD (ISO:D18)

FN 18: SYSREAD (ISO:D18) を使用して現在の工具のデータを読み取ると (ID950 など)、工具交換の開始から新しい工具のデータが表示されます。

FN 18: SYSREAD を使用してシステムデータを読み取る

操作ヘルプ

テーマ

説明

検索」列

検索では、検索語の先頭のスペースも考慮されます。

作業エリア「プログラム」および「テキストエディタ」の「検索」列

構造」列

構造」列に ISO サイクルが表示されます。

作業エリア「プログラム」の「構造」列

タッチ操作時のマーキング

タッチ操作時にテキストをマーキングすると、テキストの下に 2 つのマークアイコンが表示されます。これらのアイコンを使用すると、マークしたエリアをドラッグジェスチャーで変更できます。

操作モード「手動」のタッチプローブ機能

テーマ

説明

作業計画が一致していません (#8 / #1-01-1)」ウィンドウ

3-D ROT ステータスを適用」機能は、「3-D回転」ウィンドウに回転軸の現在位置以外も適用します。一定の加工面のために、必要に応じて旋回機能のステータスや空間角を操作モード「プログラム実行」または「MDI」アプリケーションから適用します。

ワークのセットアップ (#159 / #1-07-1)

デフォルトでは、3D モデルがアクティブなワーク基準点に配置されます。

アクティブなワーク基準点に少なくとも 1 つの空間角が含まれている場合、デフォルトでプロービングモード 6D が選択されます。

グラフィックサポートを使用してワークをセットアップする (#159 / #1-07-1)

プリセットの変更」アイコン

タッチプローブ機能での「プリセットの変更」アイコンの位置が変更されました。タッチプローブ機能を選択すると、すぐに基準点を確認するメッセージが表示されます。

ワークのタッチプローブサイクル

テーマ

説明

タッチプローブサイクル 42x および 43x

測定プロトコルを出力する前に、測定ステータスがパラメータ Q180Q182 に保存されます。画面上での測定プロトコルの出力によって加工を中断すると、測定ステータスを確認し、必要に応じて加工を停止することができます。

測定のステータス

サイクル 485 MEASURE LATHE TOOL

サイクル 485 MEASURE LATHE TOOL は、ソフトウェアオプション Turning (#50 / #4-03-1)Turning v2 (#158 / #4-03-2) がなくても利用できます。

サイクル 485 MEASURE LATHE TOOL

サイクル 1404 PROBE SLOT/RIDGE (ISO:G1404)

サイクル 1404 PROBE SLOT/RIDGE をサイクル 1493 EXTRUSION PROBING と組み合わせることができます。これにより、形状偏差の有無を特定できます。

サイクル 1404 PROBE SLOT/RIDGE

機械パラメータ

機械メーカーがオプションの機械パラメータ trackAsync (No. 122503) を使用して、プロービングの際にプリポジショニングでスピンドルを位置合わせするか定義します。 これにより、自動プロービングプロセス時の時間を節約できます。さらに、スピンドルトラッキング速度での較正された L 字型スタイラスの中心オフセットが考慮されます。その結果、プローブ球の速度はプローブ早送りの最大値 FMAX となり、プロービング時の安全性が向上します。

タッチプローブサイクル 14xx の基本事項

サイクル 403 ROT IN ROTARY AXIS

サイクル 444 PROBING IN 3-D

キネマティクスの測定のためのタッチプローブサイクル

ワークタッチプローブの較正

パレット加工とジョブリスト

テーマ

説明

パレット表を編集する

パレット表が操作モード「プログラム実行」で選択されていても、操作モード「エディタ」で編集できます。

プログラムラン

テーマ

説明

ブロックスキャン

プログラムセクション反復またはプログラムループ中にプログラムランが中止された場合、反復の番号が中断ポイントとして表示されます。

ブロックスキャンによるプログラムへのアクセス

機械パラメータ operatingTimeReset (No. 200801) が値「TRUE」で定義されている場合、効果が変わっています。プログラム中止後に中断ポイントへのブロックスキャンを開始しても、プログラムラン時間はリセットされなくなっています。

エディタで開く」ボタン

操作モード「エディタ」では、現在操作モード「プログラム実行」で選択されているものと同じ NC ブロックが選択されます。

テーマ

説明

表フィルター

ユーザー定義のフィルターがフィルター「All」に表示されます。ユーザー定義のフィルターを選択または選択解除できます。

フィルターを 1 回タップまたはクリックすると、選択したフィルターのみが該当するエリアで有効になります。

フィルターを 2 回タップまたはクリックすると、有効なフィルターに加えて、選択したフィルターも有効になります。

作業エリア「フォーム

いくつかの表では、作業エリア「フォーム」内の内容がグループ化されて表示されます。グループ化されていないすべての内容は、「カテゴリ化されていません」エリアに表示されます。「Tool_management」アプリケーションには、例えば現在の工具タイプに関係しない工具パラメータのエリアが含まれます。

表のセルのプロパティ

機械メーカーは、表のセルの色とフォントを定義できます。

TABDATA 機能

TABDATA 機能では、表の行を数値または数値パラメータとして入力することもできます。

表の値へのアクセス

フィルタ」列

標準フィルターのない表の場合、ユーザー定義のフィルターが保存されると、「フィルタ」列が表示されます。

機械メーカーの設定

機械メーカーはオプションの機械パラメータ choice (No. 105704) で、作業エリア「フォーム」のスイッチを設定できます。機械メーカーはアイコンの変更や背景色の調整ができます。

ポケットテーブル」アプリケーション

行を リセット」ボタンは、「ポケットテーブル」アプリケーションから削除されました。

電子ハンドホイール

テーマ

説明

ディスプレイハンドホイールの回転数

ハンドホイールのディスプレイには常に現在のチャネルのスピンドル回転数が表示されます (複数の工具スピンドルを備えた機械の場合など)。

ハンドホイールは、回転テーブルの回転数も表示します (#50 / #4-03-1)

ディスプレイハンドホイール

無線ハンドホイール

すでに選択されている無線チャンネルに無線ハンドホイールを接続すると、警告が表示されます。

統合機能安全性 FS

テーマ

説明

コントローラのセルフテスト

コントローラのセルフテストが有効になっているときは、コントローラの情報バーにアイコンが表示されます。

内部監視軸

内部監視軸は、ランタイムに有効化および無効化することができます (交換ヘッドなど)。機械メーカーが有効化と無効化を設定する必要があります。

軸位置を確認

作業エリア「リファレンス付け」で「リファレンス付け」と「軸位置を確認」モードを切り替えることができます。

アプリケーション設定

テーマ

説明

PKI Admin

PKI Admin が新しくなりました。「詳細設定」タブが削除され、設定は該当するタブに移動されました。

PKI Admin

メニュー項目「VNC

VNC 接続が有効な場合、コントローラの情報バーに接続ステータスのアイコンが表示されます。

メニュー項目「VNC」

TNCscope

TNCscope」アプリケーションは機械メーカーの権限でのみ開くことができます。

機械パラメータ

テーマ

説明

設定エディタ

設定エディタで「検索」列をショートカットキー CTRL + F で開くことができます。

TNC 640 の不要になった機械パラメータは、TNC7 の設定エディタから削除されました。

ユーザー管理

テーマ

説明

Windows ドメインへのログイン

Windows ドメインに参加するには、IT 管理者が機能ユーザーを設定する必要があります。コンピュータアカウントを使用して Windows ドメインに参加することはできなくなりました。

必要なすべてのロールがドメインで定義されているかどうかを接続ごとに自動でチェックしなくなりました。「見つからない 役割の定義を確認」ボタンで検査を開始します。

Windowsドメインへの接続:

権限

NC.OpmodeProgramRun」権限は、ブロックシーケンスモードでのプログラムランのみを含み、単一ブロックモードは含まれません。

機械メーカーの機能ユーザー

機械メーカーの機能ユーザーの最大数が 16 から 32 に増加しました。

オペレーティングシステム HEROS

テーマ

説明

Firewall

ファイアウォールが改良されました。あらゆるインターフェースとソースをファイアウォールで保護できます。

HEROS メニュー

TNCscope」アプリケーションは機械メーカーの権限でのみ開くことができます。