サイクル 1032 GRINDING WHL RADIUS COMPENSATION (#156 / #4-04-1)
ISO プログラミング
G1032
使用
機械のマニュアルを参照してください。
この機能は、機械メーカーが使用可能にして、調整する必要があります。
サイクル 1032 GRINDING WHL RADIUS COMPENSATION により、研削工具の全長を定義します。初期ドレッシング (INIT_D) を行ったかどうかによって、補正データまたは基本データを変更します。 このサイクルは、値を自動的に、工具表の適切な位置に入力します。
初期ドレッシングをまだ行っていない場合 (INIT_D_OK = 0)、基本データを変更できます。基本データは、研削の際にもドレッシングの際にも影響を与えます。
初期ドレッシングをすでに行った場合 (INIT_D にチェックマークが入っている)、補正データを変更できます。補正データは、研削の際にしか影響を与えません。
関連項目
- 研削工具を設定する
- 研削加工用サイクル
注意事項
- このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL、FUNCTION MODE TURN、FUNCTION MODE GRIND および FUNCTION DRESS で実行できます。
- サイクル 1032 は DEF アクティブです。
サイクルパラメータ
補助図 | パラメータ |
---|---|
Q1012 補正値(0=無/1=増加)は? 長さのデータの定義 0:長さを絶対値で入力 1:長さをインクリメンタル値で入力 入力:0、1 | |
Q1008 外端長さの補正値は? Q1012 に応じて工具の長さが補正される寸法、ないしは基本データとして入力される寸法。 Q1012 が 0 の場合、長さを絶対値で入力する必要があります。 Q1012 が 1 の場合、長さをインクリメンタル値で入力する必要があります。 入力:–999.999...+999.999 | |
Q330 工具番号または工具名は? 研削工具の番号または名前。アクションバーの選択機能で工具表から直接工具を適用することができます。 -1:工具スピンドルの有効な工具が使用されます。 入力:-1...99999.9 |
ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。
以下に応じて調整を行います。
- 工具
- 切断値
- 送り速度
- 安全な高さまたは安全な位置
- 機械特有の位置 (例:M91)
- プログラム呼出しのパス
一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。
さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。
プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。
11 CYCL DEF 1032 GRINDING WHL RADIUS COMPENSATION ~ | ||
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