切削データ計算用の表
用途
以下の表を使用して、切削データ計算機で工具の切削データを計算できます:
- ワーク材料の表 WMAT.tab
- 工具刃材の表 TMAT.tab
- 切削データ表 *.cut
- 直径に依存する切削データ表 *.cutd
機能説明
ワーク材料の表 WMAT.tab
ワーク材料の表 WMAT.tab でワークの材料を定義します。この表は TNC:\table フォルダに保存してください。
ワーク材料の表 WMAT.tab には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
WMAT | アルミニウムなどのワークの材料 入力:テキスト幅 32 |
MAT_CLASS | 材料クラス DIN EN 10027-2 などに準拠して、同じ切削条件で材料を材料クラスに分類してください。 入力範囲:0~9999999 |
工具刃材の表 TMAT.tab
工具刃材の表 TMAT.tab で工具の刃材を定義します。この表は TNC:\table フォルダに保存してください。
工具刃材の表 TMAT.tab には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
TMAT | ソリッドカーバイドなどの工具刃材 入力:テキスト幅 32 |
ALIAS1 | 追加指定 入力:テキスト幅 32 |
ALIAS2 | 追加指定 入力:テキスト幅 32 |
切削データ表 *.cut
切削データ表 *.cut で、ワーク材料と工具刃材に適切な切削データを割り当てます。この表は TNC:\system\Cutting-Data フォルダに保存してください。
切削データ表 *.cut には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
NR | 表の行の連続番号 入力:0...999999999 |
MAT_CLASS | |
MODE | 粗加工や仕上げ加工などの加工の種類 入力:テキスト幅 32 |
TMAT | |
VC | |
FTYPE | |
F | 送り速度値 入力範囲:0.0000~9.9999 |
直径に依存する切削データ表 *.cutd
直径に依存する切削データ表 *.cutd で、ワーク材料と刃材に適切な切削データを割り当てます。この表は TNC:\system\Cutting-Data フォルダに保存してください。
直径に依存する切削データ表 *.cutd には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
NR | 表の行の連続番号 入力:0...999999999 |
MAT_CLASS | |
MODE | 粗加工や仕上げ加工などの加工の種類 入力:テキスト幅 32 |
TMAT | |
VC | |
FTYPE | |
F_D_0...F_D_9999 | 各直径に対する送り速度値 すべての列を定義する必要はありません。ある工具直径が、2 つの定義済み列の間に位置する場合、送り速度は線形補間されます。 入力範囲:0.0000~9.9999 |
注意事項
各フォルダに自動切削データ計算のためのサンプル表が収録されています。必要に応じて、使用する材料や工具を入力し、表を編集することができます。