作業エリア「プログラム」および「テキストエディタ」の「検索」列
用途
「検索」列では、ファイル内で任意の文字列を検索できます (NC プログラム内の個々の構文要素など)。見つかった結果はすべて一覧表示されます。
関連項目
- 矢印キーで NC プログラム内の同じ構文要素を検索する
- 作業エリア「検索」の「表」列
- 作業エリア「プログラム」
- 作業エリア「テキストエディタ」
機能説明
- 作業エリア「プログラム」の「検索」列
「検索」列は、作業エリア「プログラム」および「テキストエディタ」で選択できます。「MDI」アプリケーションでは、アクティブな NC プログラム内でのみ検索できます。操作モード「プログラム実行」では、「テキストの検索と置換」モードが使用できません。
「検索」列では、次の機能、アイコン、ボタンが用意されています:
アイコンまたはボタン | 意味 |
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検索モード: |
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呼び出しプログラム | 現在の NC プログラムから呼び出されたすべての NC プログラムを検索します 「現プログラム」モードでのみ |
完全に一致する文字列のみ | このチェックボックスをオンにすると、完全に一致するものだけが表示されます。例えば、Z+10 を検索する場合、Z+100 は無視されます。 |
検索対象: | この入力エリアで検索語を定義します。まだ文字を入力していない場合、最後の 6 つの検索語から選択できます。検索時に大文字と小文字は区別されません。 |
現在のカーソル位置にある単語または構文要素が入力エリアに適用されます。選択された NC ブロックが編集されない場合、構文オープナーが適用されます。 | |
検索 | 検索を開始する |
以下の情報が結果に表示されます:
- ファイルパス
- 行番号または NC ブロック番号
- 行の完全な内容
- 結果の数
結果はファイルごとにグループ化されます。結果を選択すると、カーソルが該当する行に配置されます。
「テキストの検索と置換」モード
「テキストの検索と置換」モードで、文字列を検索し、見つかった結果を別の文字列 (構文要素など) に置換できます。
NC プログラム内では、構文要素の置き換え前に構文チェックが実行されます。構文チェックにより、コントローラは新しい内容が正しい構文になることを確認します。結果が構文エラーになる場合、コントローラは内容を置き換えず、メッセージを表示します。
「テキストの検索と置換」モードでは、次のチェックボックスとボタンが表示されます:
ボタン | 意味 |
---|---|
後検索 | ファイルを下から上へ検索します。 |
ラップアラウンド | 最初から最後までファイル全体を検索します。 |
次を探す | ファイル内で検索語を検索します。ファイル内の次の結果がマークされます。 |
置換する | 必要に応じて構文チェックが実行され、マークされた内容が「...で置換する:」フィールドの内容に置き換わります。 |
交換して次を探す | まだ検索が実行されていない場合、最初の結果のみがマークされます。 結果がマークされている場合、必要に応じて構文チェックが実行され、見つかった内容が自動的に「...で置換する:」フィールドの内容に置き換わります。続いて、次の結果がマークされます。 |
すべて置換 | 必要に応じて構文チェックが実行され、見つかったすべての結果が自動的に「...で置換する:」フィールドの内容に置き換わります。 |
構文要素の検索と置換
次のように NC プログラムの構文要素を検索して置換します: | ||
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注意事項
- 検索結果は、コントローラをシャットダウンするか、検索をやり直すまで残ります。
- 呼び出された NC プログラムで検索結果をダブルタップまたはダブルクリックすると、必要に応じて、NC プログラムが新しいタブで開きます。NC プログラムが開くと、該当するタブに切り替わります。
- 「...で置換する:」に値を入力しなかった場合、検索して置き換える値が削除されます。