サイクル 1002 STOP RECIP.STROKE (#156 / #4-04-1)

ISO プログラミング

G1002

使用

 
Machine

機械のマニュアルを参照してください。

この機能は、機械メーカーが使用可能にして、調整する必要があります。

サイクル 1002 STOP RECIP.STROKE は、往復ストロークを停止します。Q1010 に応じて直ちに停止するか、または開始位置まで移動します。

注意事項

  • このサイクルは、加工モード FUNCTION MODE MILL でのみ実行可能です。
  • サイクル 1002 は DEF アクティブです。

プログラミングの注意事項

  • 現在位置で停止 (Q1010=1) は、往復定義が同時に削除された場合 (Q1005=1) のみ可能です。

サイクルパラメータ

補助図

パラメータ

Q1005 レシプロストロークをクリアしますか?

このサイクルの有効範囲の定義:

0:往復ストロークが停止されるだけで、場合によっては後で再開始できます

+1:往復ストロークが停止され、サイクル 1000 の往復ストロークの定義が削除されます

入力:01

Q1010 レシプロをすぐに停止しますか(1)? (オプション)

研削工具の停止位置の定義:

0:停止位置は開始位置と同じです

+1:停止位置は現在位置と同じです

入力:01

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

11 CYCL DEF 1002 STOP RECIP.STROKE ~

Q1005=+0

;CLEAR RECIP. STROKE ~

Q1010=+0

;RECIP.STROKE STOPPOS