座標研削 基本事項

用途

ジグ研削は、2D 輪郭の研削です。フライス加工との相違はほんのわずかです。カッターの代わりに研削工具、例えば、軸付砥石を使用します。加工は、フライス加工モード FUNCTION MODE MILL で行います。

研削サイクルにより、研削工具用の特殊な動作順序が提供されます。その際、工具軸上でのストローク動作または振動動作、いわゆるレシプロストロークが、加工面での動作に重なります。

次の表は、研削サイクルを使用したプログラム構造の例を示しています。

パターン:往復ストロークでの研削

0 BEGIN PGM GRIND MM

1 FUNCTION MODE MILL

2 TOOL CALL "GRIND_1" Z S20000

3 CYCL DEF 1000 DEFINE RECIP.STROKE

...

4 CYCL DEF 1001 START RECIP. STROKE

...

5 CYCL DEF 14 CONTOUR GEOMETRY

...

6 CYCL DEF 1025 GRINDING CONTOUR

...

7 CYCL CALL

8 CYCL DEF 1002 STOP RECIP.STROKE

...

9 END PGM GRIND MM