例:SL サイクルでポケットをブローチ加工および仕上ブローチ加工

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

0 BEGIN PGM 1078634 MM

1 BLK FORM 0.1 Z X+0 Y+0 Z-20

2 BLK FORM 0.2 X+100 Y+100 Z+0

3 TOOL CALL 15 Z S4500

:粗ブローチ工具の工具呼出し、直径 30

4 L Z+100 R0 FMAX M3

:工具の退避

5 CYCL DEF 14.0 CONTOUR GEOMETRY

6 CYCL DEF 14.1 CONTOUR LABEL 1

7 CYCL DEF 20 CONTOUR DATA ~

Q1=-5

;MILLING DEPTH ~

Q2=+1

;TOOL PATH OVERLAP ~

Q3=+0

;ALLOWANCE FOR SIDE ~

Q4=+0

;ALLOWANCE FOR FLOOR ~

Q5=+0

;SURFACE COORDINATE ~

Q6=+2

;SET-UP CLEARANCE ~

Q7=+50

;CLEARANCE HEIGHT ~

Q8=+0.2

;ROUNDING RADIUS ~

Q9=+1

;ROTATIONAL DIRECTION

8 CYCL DEF 22 ROUGHING ~

Q10=-5

;PLUNGING DEPTH ~

Q11=+150

;FEED RATE FOR PLNGNG ~

Q12=+500

;FEED RATE F. ROUGHNG ~

Q18=+0

;COARSE ROUGHING TOOL ~

Q19=+200

;FEED RATE FOR RECIP. ~

Q208=+99999

;RETRACTION FEED RATE ~

Q401=+90

;FEED RATE FACTOR ~

Q404=+1

;FINE ROUGH STRATEGY

9 CYCL CALL

:粗ブローチ加工のサイクル呼出し

10 L Z+200 R0 FMAX

:工具の退避

11 TOOL CALL 4 Z S3000

:仕上ブローチ工具の工具呼出し、直径 8

12 L Z+100 R0 FMAX M3

13 CYCL DEF 22 ROUGHING ~

Q10=-5

;PLUNGING DEPTH ~

Q11=+150

;FEED RATE FOR PLNGNG ~

Q12=+500

;FEED RATE F. ROUGHNG ~

Q18=+15

;COARSE ROUGHING TOOL ~

Q19=+200

;FEED RATE FOR RECIP. ~

Q208=+99999

;RETRACTION FEED RATE ~

Q401=+90

;FEED RATE FACTOR ~

Q404=+1

;FINE ROUGH STRATEGY

14 CYCL CALL

:仕上ブローチ加工のサイクル呼出し

15 L Z+200 R0 FMAX

:工具の退避

16 M30

:プログラムラン終了

17 LBL 1

:輪郭サブプログラム

18 L X+5 Y+50 RR

19 L Y+90

20 RND R19

21 L X+60

22 RND R8

23 L X+90 Y+80

24 RND R10

25 L Y+40

26 RND R20

27 L X+60 Y+10

28 RND R8

29 L X+5

30 RND R10

31 L X+5 Y+50

32 LBL 0

33 END PGM 1078634 MM