例:座標変換サイクル

プログラムラン

  • メインプログラムでの座標変換
  • サブプログラムでの加工

ユーザーマニュアルに含まれている NC プログラムは、あくまで解決のヒントです。機械で NC プログラムまたは個々の NC ブロックを使用する前には、必ずそれらを調整してください。

以下に応じて調整を行います。

  • 工具
  • 切断値
  • 送り速度
  • 安全な高さまたは安全な位置
  • 機械特有の位置 (例:M91)
  • プログラム呼出しのパス

一部の NC プログラムは機械キネマティクスに依存しています。このような NC プログラムは、最初のテストランの前にその機械キネマティクスに合わせてプログラムを調整してください。

さらに、実際のプログラムランの前にシミュレーションで NC プログラムをテストしてください。

 
Tip

プログラムをテストすることで、ソフトウェアオプションや有効な機械キネマティクス、現在の機械構成で、その NC プログラムが使用可能かどうかを確認できます。

0 BEGIN PGM C220 MM

1 BLK FORM 0.1 Z X+0 Y+0 Z-20

2 BLK FORM 0.2 X+130 Y+130 Z+0

3 TOOL CALL 1 Z S4500

:工具呼出し

4 L Z+100 R0 FMAX M3

:工具の退避

5 TRANS DATUM AXIS X+65 Y+65

:中心へゼロ点シフト

6 CALL LBL 1

:フライス加工の呼出し

7 LBL 10

:プログラムセクション反復用のラベルの設定

8 CYCL DEF 10.0 ROTATION

9 CYCL DEF 10.1 IROT+45

10 CALL LBL 1

:フライス加工の呼出し

11 CALL LBL 10 REP6

; LBL 10 へのジャンプ、合計 6 回

12 CYCL DEF 10.0 ROTATION

13 CYCL DEF 10.1 ROT+0

14 TRANS DATUM RESET

:ゼロ点シフトのリセット

15 L Z+250 R0 FMAX

:工具の退避

16 M30

:プログラムラン終了

17 LBL 1

:サブプログラム 1

18 L X+0 Y+0 R0 FMAX

:フライス加工の設定

19 L Z+2 R0 FMAX

20 L Z-5 R0 F200

21 L X+30 RL

22 L IY+10

23 RND R5

24 L IX+20

25 L IX+10 IY-10

26 RND R5

27 L IX-10 IY-10

28 L IX-10 IY-10

29 L IX-20

30 L IY+10

31 L X+0 Y+0 R0 F5000

32 L Z+20 R0 FMAX

33 LBL 0

34 END PGM C220 MM