メニュー項目「DNC」
用途
メニュー項目「DNC」で、コントローラへのアクセスの許可とブロックができます (ネットワークまたは TNCremo を介した接続など)。
関連項目
- ネットワークドライブの接続
- ネットワークの設定
- TNCremo
- リモートデスクトップマネージャ (#133 / #3-01-1)
機能説明
この機能には、次のように移動します:
設定 ネットワーク/リモートアクセス DNC
「DNC」エリアには以下のアイコンがあります。
アイコン | 意味 |
---|---|
コンピュータ固有の接続の追加 | |
コンピュータ固有の接続の編集 | |
コンピュータ固有の接続の削除 |
接続が有効な場合、情報バーにアイコンが表示されます。
「DNC」エリア
「DNC」エリアで、スイッチにより以下の機能を有効にすることができます:
スイッチ | 意味 |
---|---|
DNCアクセスを許可 | ネットワーク介したコントローラへのすべてのアクセスを許可またはブロックする |
TNCoptフルアクセス許可 | TNCopt の拡張アクセスを許可またはブロックする テスト目的でのみ |
ホストコンピュータの操作 | 例えばコントローラにデータを転送したり、ホストコンピュータの操作を終了したりするために、外部のホストコンピュータにコマンドを転送する ホストコンピュータの操作が有効な場合、コントローラの情報バーに「ホストコンピュータは有効です」というメッセージが表示されます。操作モード「手動」と「プログラム実行」は使用できません。 NC プログラムを処理しているときに、ホストコンピュータの操作を有効にすることはできません。 |
セキュア接続
「セキュア接続」の一般設定とユーザー固有の設定が表示されます。以下の機能を有効にすることができます:
行 | 意味 |
---|---|
ホストキーの指紋 | 「表示」ボタンにより、指紋のように唯一無二の ASCII グラフィックが表示されます。安全な接続を作成すると、この ASCII グラフィックをクライアントアプリケーション内のグラフィックと比較できます。これにより、正しいコントローラに接続していることを確認できます。 |
セットアップが許可されました | このスイッチを有効にすると、クライアントアプリケーションは現在のユーザーのための安全な接続を作成できます。 接続をセットアップする間のみ、スイッチを有効にしてください。 |
キーマネジメント | この行で、「証明書 と キー」ウィンドウを開きます。 |
コンピュータ固有の接続
機械メーカーがオプションの機械パラメータ CfgAccessControl (No.123400) を定義していると、「接続」エリアで、ユーザーが定義した接続のうち最大 32 に対してアクセスの許可とブロックができます。
定義済みの情報が表形式で表示されます:
列 | 意味 |
---|---|
名前 | 外部コンピュータのホスト名 |
説明 | 追加情報 |
IPアドレス | 外部コンピュータのネットワークアドレス |
アクセス |
|
種類 |
|
アクティブ | 接続がアクティブな場合、緑色の円が表示されます。接続がアクティブでない場合は、グレーの円が表示されます。 |
注意事項
- 機械メーカーは機械パラメータ allowDisable (No 129202) で、「ホストコンピュータの操作」スイッチが使用できるかどうかを定義します。
- 機械メーカーはオプションの機械パラメータ denyAllConnections (No. 123403) で、コントローラがコンピュータ固有の接続を許可するかどうかを定義します。