TNC バーのステータス一覧
用途
TNC バーに処理ステータス、現在のテクノロジー値、軸位置を示すステータス一覧が表示されます。
機能説明
一般事項
位置表示を開いた状態の折りたたまれた TNC バーのステータス一覧 | 位置表示を開いた状態の展開された TNC バーのステータス一覧 |
NC プログラムまたは個々の NC ブロックを処理するときに、ステータス一覧に次の情報が表示されます。
- 操作時の制御 (コントローラ作動中):処理の現在のステータス
- 処理中のアプリケーションのアイコン
- NC プログラムの残りのランタイム
- プログラムランタイム
- 有効な工具
- 現在の送り速度
- 現在のスピンドル回転数
- 有効なワーク基準点の番号とコメント
- 位置表示
TNC バーが展開されている場合、ランタイムが標準形式 hh:mm:ss で表示されます (例:01:10:30)。
TNC バーが折りたたまれている場合は、ランタイムは次の形式で表示されます:
- ランタイムが 1 時間未満の場合は分と秒 (例:10min30s)
- ランタイムが 1 時間以上の場合は時間と分 (例:01h04min)
位置表示
ステータス一覧のエリアを選択すると、現在の軸位置を含む位置表示が表示 / 非表示になります。作業エリア「位置」に関係なく、位置表示モード (「実際の位置(ACT)」など) を選択できます。
軸の行を選択すると、この行の現在値がクリップボードに保存されます。
「現在位置を取り込む」ボタンで位置表示を開きます。どの値をクリップボードに適用するかが質問されます。NC ブロックの編集中に軸の値を選択すると、その値が NC ブロックに適用されます。
説明
操作時の制御 (コントローラ作動中):
「操作時の制御」アイコンにより、コントロールバーに NC プログラムまたは NC ブロックの処理ステータスが表示されます:
- 白:移動タスクなし
- 緑:処理中、軸が移動します
- オレンジ:NC プログラム中断
- 赤:NC プログラム停止
コントロールバーが展開されている場合、現在のステータスに関する追加の情報が表示されます (例:「有効、送り速度0」)。