手動操作」アプリケーション

用途

手動操作」アプリケーションでは、軸を手動で移動させて、機械を設定することができます。

機能説明

手動操作」アプリケーションには以下の作業エリアがあります。

  • 文書
  • 位置
  • シミュレーション
  • 状態

手動操作」アプリケーションのツールバーには以下のボタンがあります。

ボタン

意味

ハンドホイール

コントローラでハンドホイールが設定されている場合、このスイッチが表示されます。

ハンドホイールが有効な場合は、サイドバーにある操作モードのアイコンが変化します。

電子ハンドホイール

M

追加機能 M を定義するか、選択メニューで選択し、NC スタートキーで有効にします。

追加機能

機械メーカーはオプションの機械パラメータ forbidManual(No. 103917) で「手動操作」アプリケーションのどの追加機能を許可し、選択メニューに表示するかを定義します。

S

スピンドル回転数 S を定義して、NC スタートキーで有効にし、スピンドルをオンにします。

スピンドル回転数 S

F

送り速度 F を定義して、OK ボタンで有効にします。

送り速度 F

T

工具 T を定義するか、選択ウィンドウで選択し、NC スタートキーで取り付けます。

工具呼出し

3Dローテーション

3D 回転 (#8 / #1-01-1) の設定用のウィンドウが開きます。

「3-D回転 (#8 / #1-01-1)」ウィンドウ

アクティブな基準点

アクティブな基準点」ウィンドウに基準点表が表示されます。

基準点表*.pr

Q情報

現在値と変数の説明を確認および編集できる「Qパラメータリスト」ウィンドウが開きます。

「Qパラメータリスト」ウィンドウ

DCM

動的衝突監視(DCM)」ウィンドウが開き、このウィンドウで動的衝突監視 DCM (#40 / #5-03-1) を有効化または無効化することができます。

動的衝突監視 DCM を操作モード「手動」および「プログラム実行」に対して有効にする

手動サイクル

機械メーカーはこのボタンを使用できる手動サイクルを定義できます。

次の手動サイクル (#50 / #4-03-1) が提供されます。

ジョグの増分

ステップ単位を定義します

軸のステップ方式位置決め

プリセット の設定

基準点を入力して設定します

基準点管理

工具

操作モード「」で「工具管理」アプリケーションが開きます。

工具管理

内部停止

例えば、NC プログラムがエラーまたは停止によって中断された場合、このボタンが表示されます。

このボタンでプログラムランを中断します。

工具管理