補正値表 *.3DTC
用途
ボールエンドミルでは、補正値表 *.3DTC に特定の傾斜角度での目標値からの半径偏差が保存されます。ワークタッチプローブでは、特定のプロービング角度でのタッチプローブの偏向動作が保存されます。
NC プログラムの処理時とプロービング時に算出されたデータが考慮されます。
関連項目
- 圧力角に応じた 3D 半径補正
- タッチプローブの 3D 較正
条件
- ソフトウェアオプション Adv. Function Set 2 (#9 / #4-01-1)
- ソフトウェアオプション 3D-ToolComp (#92 / #2-02-1)
機能説明
補正値表 *.3DTC は TNC:\system\3D-ToolComp フォルダに保存してください。その後、工具マネージャの DR2TABLE 列でこの表を工具に割り当てることができます。
各工具にそれぞれの表を作成します。
補正値表には以下のパラメータが含まれます:
パラメータ | 意味 |
---|---|
NR | 補正値表の連続行番号 最高で補正値表の 100 行が評価されます。 入力範囲:0~9999999 |
ANGLE | 工具での傾斜角度またはワークタッチプローブでのプロービング角度 入力範囲:-99999.999999~+99999.999999 |
DR2 | 目標値からの半径偏差またはタッチプローブの偏向 入力範囲:-99999.999999~+99999.999999 |